初めまして!Michigan州のHollandに留学しているYukoです。私はこの留学が初の海外経験。これからの体験記を通じて、少しでも後輩留学生や留学に興味のある方のお手伝いができればいいなと思っています。よろしくお願いします!
出発から到着まで ☆Depart Japan - Arrive US-
日本出国1日前、ギリギリまで預入荷物の重量と格闘していました。私のホストファミリーは7人の子供がいらっしゃる大家族。それぞれに日本のお土産を!と思いたくさん購入して詰めていたらスーツケースの半分を占め、重量はお土産だけでも3キロ弱。母親と共に試行錯誤を重ねながらの詰め込み(夜遅くまで付き合ってくれてありがとうお母さん…)。ですが、服なども含めて結局重量は23キロを少しオーバーしてしまっていました(笑)。荷物は機内持ち込み荷物も含めお早めにご準備を…。
日本の友達とは1年丸々会えなくなってしまうのでたくさん遊ぶ予定を入れました。仲の良かった中学生時代の後輩とクラスメイトでカラオケやご飯を食べに行き、「大変なこともあるだろうけど頑張ってね」「応援してるよ」と背中を押してもらいました。渡米直前に入れた遊びだったのもあり、本当に心の支えになりました。
出国当日、見送りには父親と母親、弟がきてくれて手荷物検査に入る最後まで私を見届けてくれました。私は同じMichigan州に派遣される子と一緒に羽田空港を飛び立ち、アメリカ国内の空港でトランジットをしてホストファミリーのいるHollandに到着しました。飛行機の中で機内食を聞かれただけでもド緊張、慣れない初めてのロングフライトでは楽しみと不安の感情で中々眠れなかったです。到着先であるGerald R. Ford国際空港ではホストファミリーの皆様と受入団体FLAGの Local coordinatorが大きく“Welcome home Yuko”と書かれたウェルカムボードと花束を持って笑顔で私を迎え入れてくれました。ちなみに、Gerald R. Ford国際空港に到着する前に乗っていたトランジット後の国内線でホストマザーから“We are waiting you this place!”とメッセージ付きで現地の写真が送られてきたのですが、午後7時だというのに外が昼のように明るくて衝撃でした…(日本だと夜の7時は真っ暗だったので、初日から日本との違いにびっくりさせられました。)(笑)
ホストファミリー ☆My host family
先ほども書きましたが私のホストファミリーは7人の子供がいる大家族!全員年上のホストシスターとブラザーで、私は末っ子としてファミリーの一員になりました。その中でも主に家の中で生活を共にしているのは3人。16歳のホストブラザーJude、17歳のホストシスターGianna、21歳のホストシスターClareです。他のホストシスター・ブラザーは結婚をしていて別の場所に住んでいたり大学の寮に住んでいたりするので、週末に家族で集まって食事をした際に話をしたりします。ホストマザーのJoelleとホストファザーのJeffは以前から他国の留学生を受け入れていたこともあり、私が戸惑っているといつも手助けをしてくれたり話しかけてくれたりします。家族全員が「ハガー」で学校に行く前や寝る前はハグをすることを欠かしません。言葉だけでなく直接の愛情表現がアメリカらしくて素敵だな〜と思いました。
ホストスクール ☆About my school
私の学校はとても大きく生徒の総人数は3000人弱。しかもその半分はスペイン国籍で授業中に英語ではなくスペイン語が聞こえてきます。最初はそれを知らずに周りの会話を聞いていたので「私の英語レベルってこんなに低かったんだ…」と落ち込んでいました(実際低いのは事実なのですが…)が、飛び交っている言語がスペイン語だと気づいてからは多国籍で面白いなと思うようになりました!
初登校日!!さらにこの学校は2つの校舎(North CampusとSouth Campus)にわかれていて、取っている授業が校舎で違うと授業間の休み時間中に5分かけて歩いて移動をします。朝食昼食は学校で無料で提供(一部の売店商品は有料)されているのでそこで朝ごはんと昼ご飯を食べています。朝はドーナツやベーグル、ワッフルなどがおいてあり、昼はタコスやピザ、ハンバーガーやサラダなどがあります。どれも美味しくてラインナップが豊富なので、毎日「今日は何食べようかな〜」と考えてます。私のプログラム開始日は8月20日。日本でのVISA申請のための面接が一時的にストップしてしまった関係で予定よりも遅めの出発になってしまったことから、なんと次の日の21日から学校がいきなりスタート。時差ボケをしながらでしたがスクールバスで学校に向かいました。映画でしか見たことなかった黄色のスクールバスの中には学校初日だとは思えないくらい会話の嵐。「え!?皆初対面でこんなに打ち解けあえるの!?」と開いた口が塞がらない私。他言語とは言えども自身のコミュニケーション能力の低さを少し痛感しました…。私の1番の驚きは始業式がなかったことでした。Seminarというオリエンテーションのようなものを受けて、そこからいきなり6時間フルで授業。日本では午前中に始業式が終わったら即帰宅だったので、アメリカ到着からゆっくりできずのフル授業、正直きつかったです…(苦笑)。アメリカの高校は単位を取る学期制で、日本のように月曜日から金曜日まで毎日違う時程ではなく決められたクラスを毎日こなす感じ。真逆の授業スタイルにとても驚きました。
部活 ☆Club activity
部活のクロスカントリーにて初5Kを走りました!! 私は渡米前にホストファミリーと一度ビデオ通話をしてみたのですが、その際に“Do you like running?”と聞かれ、普段から家の近くを軽くジョギングをしていたのもあり“Yes!!!!”と答えたところ冬の部活動はクロスカントリー部に所属することになりました。クロスカントリーというのは主に芝生などの不整地や適度な起伏がある場所を走り心肺機能や筋力強化が期待されるスポーツのことを指します!中学生の時から部活は文化系で、運動系の部活に入るのはこれが初めての私。「体力全然ないけど、日本のようにゆる〜く頑張ってみるかー!」と意気込んで行った初日なのですが…。ばっちり筋トレ!? 1マイル(=約1,600m)ランニング!?文化部の体力の敗北でした(笑)。しかも入部から1週間もたっていないのに3マイル(= 約5,000m)のRaceに参加…。大変なことだらけですが仲間やコーチはとてもやさしく、常に“Good job Yuko!!”“You can do it girl!!!!”と声をかけてくれます。もちろんチーム内最下位、今はまだまだ仲間との会話もままならない私ですが、冬の部活終了まで全力で頑張ってみたいと思います!
カルチャーショック ☆Culture shock
アメリカに来てから感じたカルチャーショックはこの1か月だけでも数えきれないほど。その中でも特に驚いたものをいくつか紹介します。
まずは現地校の授業について。自分の興味や進路に合わせて科目を選択し、時間割を組む「単位制」を採用しており、学年ごとにクラスが固定されるホームルーム制ではありませんでした。 また、私の学校の場合2つの棟に校舎が分かれており、取っている授業で棟が違うと5分かけて徒歩で授業間を移動しています。高校生(10th grade〜 12th grade=高校1年生〜高校3年生)だけでなく中学生(9th grade=中学3年生)も授業に混ざっているクラスもあり、実際に「大人っぽい子だな、先輩かな?」と思い“What‘s your grade??”と聞いてみると“Oh, I‘m 9th grade.”なんてことも…。日本では絶対に体験できないシチュエーションにとても驚かされました。
つぎにご近所さんや町の人達について。私のホストファミリーは全員とてもフレンドリーな方々。道行く人々に積極的に挨拶をします。日本では身内や友達以外に中々挨拶をすることや話しかけるなんてことはなく、小さいころから「知らない人に話しかけられたら逃げて」という教育が普通だったのでフレンドリーさや人々の打ち解けあいの速さにビックリでした。(今でもなかなか慣れず、時々ビクッとしてしまいます)。
木に登っていたリスさん最後は家の周りの自然について。ビルに囲まれた東京の街に見慣れていた私はミシガンの壮大な自然に圧倒されました。特に驚いたのは学校の中でリスが走り回っていること!常に自動車道を横断していたり木の上に上っているのを見かけます。他にもアルパカ、馬、牛に羊、ターキーもご近所さんの庭を走り回っていました。とにかく自然が豊かすぎる!!広大な土地ならではの光景で毎日見ていて飽きないです。
最後に ☆One last thing
留学に来て1か月がたちましたが、文法面でのミスや会話が通じなかった時のショックを恐れている面があり、未だに友達作りや自分から話しかけることにはまだ少し抵抗があります。人の話への相槌が“Okay”や“Yeah”だけになってしまうのも自身の課題点です。しかし、文章にできず英単語だけになってしまってでも話すことは諦めないように努力を続けていきたいと思います!
コミュニケーション力の伸びはまだあまり感じられていませんが、この1か月を通してリスニング力が格段に上がったと感じています。渡米初日、迎えに来てくださったファミリーの車内では全く話すことができず愛想笑いしかできなかった私ですが、今では多少の相槌や返答ができるくらいにまで話を聞けるようになってきました!!少しは英語耳になれたかな!?(笑)。
アメリカと日本との文化の違いには驚かない日がありません。毎日学ぶことが山のようにあります。映画で見ていた世界観が今自分の目の前にあるのだと思い「今日は何が見れるかな」とワクワクです!もちろん課題や部活など忙しく大変なことも山ほどありますが、それに対して楽しいこともたくさんあります!この先の留学生活もとてもとても楽しみです。これからも私のレポートで少しでも楽しい留学生活を共有できたらいいなと思っています。
次回もよろしくお願いします!
See you soon guys!
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