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Shunsukeのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Shunsukeのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目

 

   こんにちは、インディアナ州に滞在しているShunsukeです。今回はクリスマス、ニューイヤーそして二学期の感じについて書いていこうと思います。この留学生活も半年を越え少しずつ時間の経ち方が速くなってきています。でも僕が今いるのは冬の中西部、朝スクールバスを待っている時は寒いです。12月ごろは全くと言っていいほど寒くなくて少し油断していましたが、今は気温一桁、たまにマイナスに(華氏で)なるくらい寒いです。そんなこんなで今回もぼちぼち書いてきます。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

本場のクリスマス

Shunsukeのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目   さすがここはクリスチャン人口が多いだけあってキリストの生誕祭クリスマスは一年で一番大きな行事です。12月の半ばに噴き出すほど簡単な(物理は除く)Final Examを終えると早速クリスマスの行事が目白押しでした。ホストファミリーのStephenとEricaは教会の関係者なので、他のteen  groupの人たちと近所を訪ねてhymnを斉唱したり、candle  lightというキャンドルに火を灯してクリスマスを祝ったりと、これぞクリスマスということをしました。その時のsenior pastorの話もジョークに富んでいて面白かったです。その翌日にはちょっと遅くなったけれどクリスマスツリーを人生で初めて立てました。その時クリスマスツリーに星がなかったのでYouTubeを観ながら折り紙で星をおりました。いざつけてみると意外と似合っていてまさに異文化の融合、Stephen、Ericaはじめ多くの人に喜んでもらえたので思い出に残るクリスマスです。これだけでも充分クリスマス気分という感じですがこれはクリスマスのほんの序の口。この後にクリスマスを三度、Christmas Openerを四度もするとは夢にも思いませんでした。
Shunsukeのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目1回目のクリスマスはMaryland州に住んでいるStephenの両親、BillとTeresaのところで6日間過ごしました。(なんとかStephenもEricaもコロナから回復したので無事に行くことができました。正直行けないかもしれないとも思っていました。)いざ行ってみるとそこは僕ら含めて大人10人、子ども人、赤ちゃん1人そして犬が4匹というまあなんとも賑やかな所。Stephenのmomは大のクリスマスファンなので1ヶ月以上前から準備をしていて、家はクリスマス一色。9時間かけて家に着いた時、これを見てあー、これが本場のクリスマスかあと思いました。もちろんプレゼントの量にも驚いたけれど、それ以上にStephenのmomのクリスマス愛に感心しました。
Shunsukeのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目1回目のChristmas Openerは24日の夜、赤ちゃんと子どもたちが寝静まってから始まりました。一人ずつ順番に一個一個開けていくのがOgden  Family流らしく、全て開け切るまで2時間弱(なんせ10人いますから)かかりました。でも一つ一つプレゼントを予想しながら開けるのは是非皆さんにもやってほしいくらい楽しかったです。そんな中で珍事といえば、 Teresaがありがたいことに、僕に日本のスナックを、ベトナム出身のHankにベトナムのスナックをくれたのですが、それがほとんど違うアジアの国だったこと。中には初めてみるお菓子もあってアメリカにいるのにアジアンスナックに出逢いました。もちろん美味しかったですよ。もう一つ小ネタと言えば、Boss Coffeeを2缶もらったこと。留学を始めてからよくコーヒーを飲んでいるのですが、ある時Tommy Lee Jonesが主演のMIBを観た後日本の缶コーヒーとそのCMの話をしたんです。それをStephenが覚えていて、プレゼントのリストにいれてくれたんです。しかし困ったことが一つ、あのCMのどこが面白いのかを説明するのがすごく難しい。(古いものだったら今の若者が見てもわからないと思います)2回目は25日の昼ごろから始まりました。Billが大きな袋を何個も抱えてリビングに運んでくるのを見て、はるかに僕のクリスマスのイメージを超えていました。と同時にこれだけのプレゼントをどうやって詰めようかとも思いました。2回目は主に衣服や大きめのプレゼントを貰い、いくつかは普段使いしています。中でもお気に入りはAmerican Eagleが描かれたフーディで学校でもネタになっています。やっぱりアメリカ人はペイトリオッツなんですね。そして僕からは親から送ってもらった箸と箸置きをあげました。一応使い方を示したけど彼らはかなり困惑気味でしたね。でも可愛らしい箸置きを気に入ってくれたので大変良かったです。またStephenとEricaには学校の授業で作った、日本の紋様が入った木箱を贈りました。StephenとEricaのファミリーはともにhandcraftが好きなので結構喜んでくれて、今はリビングに飾られています。Openerの最後にはStephenの兄弟が揃って両親に手紙を渡し、揃って涙を流すシーンもありクリスマスの意義を実感しました。Stephenの両親の家に滞在中は家族写真を撮ったりみんなでボードゲームをしたりと最高の思い出になりました。
Shunsukeのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目因みにStephenの両親はDCから車で1時間ほどの距離に住んでいるので近くに鉄道の駅があり、Stephenが周辺をドライブするついでに案内してくれました。ご存じの通りアメリカで鉄道はマイナー、今回がアメリカで初めて駅に訪れる機会となりました。鉄道好きの僕にとって線路とこじんまりした駅舎はまさに鉄分たっぷり、思わず写真を撮りました。ラッキーなことに駅で写真を撮っていたら列車が近づいてきて、無事写真に収めることができました。
家に戻っ翌日、この日は家族4人でクリスマスを祝いました。1回目同様、2回目も4人だけとは思えないくらいのプレゼントがツリーの下に並べられていて、StephenとEricaからはお菓子と日用品を、Hankからは本をもらいました。Openerの最後に犬のTaraとJourneyと一緒に記念撮影をしてこれももまた思い出に残るものになりました。
12月31日、2021年最後の日にEricaの両親DannyとEmmaがVirginiaからやってきました。彼らの乗ってきたトラックをみると二人にしては荷物が多すぎる。そう、ご想像の通り、この日はChristmasとnew yearを両方祝いました。今回もまたボードゲームや大学フットボールチームのロゴが入ったキャップやバッグをもらいました。そこで何より嬉しかったのはVirginiaの自然が描かれたマグカップをもらったことなんですが、使うのがもったいなくてまだ箱にしまってあります。New yearまではゲームをしたり談笑して過ごし、New year を迎えたらスパークリングを開けて祝いました。日本と比べたら新年は単なるイベントに近かったけれど6人でこの時を過ごせたのは大きな思い出です。

新学期

   2nd Semester は1月4日に始まりました。今学期からschool choirに入り、週3回練習に励んでいます。1月の下旬に発表会がありdress upして合唱しました。またweight liftingのクラスも取っています。(まだ何もわからなかった8月の初旬に二学期の予定を決めることになり、よくわからないうちにカウンセラーの人がこのクラスをとってくれました。)1ヶ月ほどやって40kg以上は持ち上げられるようになりました。
ここで一つ今学期から取っているspeechのことについて。このプログラムに参加した時からspeechについて興味があり、その時から話し方や話題の作り方を意識してきました。幸運にも毎週日曜日に教会で色々な人と話したり、preachを聞いたりして当初と比べると少し話し方が上達してきました。そんな中で迎えた今学期のspeech、最初の課題は自己紹介。留学した時から何度もやっていたので話題から話し方まで自信がありました。具体的に何を紹介したかというと、その1、漢字で書かいた自分の名前、その2、アメリカと日本の交通事情。26字しかもたない彼らにとって、何千文字もあって複雑に見える漢字は結構クールなようです。また、日常生活で車が欠かせない彼らにとって、電車や地下鉄でどこでも行ける生活は大変都会的に映るようです。そんな交通事情について語るときに必ず喋ること、それは僕のお母さんは車の免許を持っているのに、僕自身お母さんが車を運転しているところは人生で(とは言ってもたかだか17年ですが)一度も見たことがないこと。よく車を持たなくても不自由なく暮らせる東京の利便性を説明するときにネタにしています。その話をすると大体、面白い反応が返ってきますね。一方でHFのStephenとEricaは教会の人も認める、超アグレッシブドライバーですからなんとも愉快です。お母さん、車のゴールド免許ってどうやって取れるの?僕が帰国したら教えてね。

初めてのsnow storm

Shunsukeのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目   どうやら日本は例年よりも寒い冬のようですが、こちらは記録的に暖かい冬です。11月の中旬こそ数インチ雪が積もりましたが、それ以来ずっと暖かい日々が続き、少し期待していたホワイトクリスマスはStephenがFlorida  Christmasと称す、少しジメジメとした小雨が降るクリスマスとなりその気配すらありませんでした。そんな中、2月2日、3日にようやくアメリカの中西部らしい寒波が襲いました。雪は10インチほど積もり辺りも一夜にして絵本や映画で見るような白銀の世界に変わりました。学校もこの寒波で2日間E-learning dayになり、その間友達とソリを楽しんだり家のDrivewayを雪かきしたりして過ごしました。中でも面白かったのはStephenのトラックを使って“donuts “をやったこと。Donutとは雪が積もった広い敷地で急ブレーキと急ハンドルをしてスリルを味わう遊び。名前の由来は多分、車の跡がドーナツ状だからだと思います。Stephenが教会の駐車場でそれをやってくれて、いかにも車好きのStephenらしい雪の遊び方だと感じました。その後Stephenが雪の中をドライブしてくれて、いつもとは比べ物にならないくらいゆっくりと過ぎる景色を見つめながら、雪の日を満喫しました。

NBA観戦

Shunsukeのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目   前回書き忘れていたので書きますね。12月10日、FLAGのコーディネーターが企画してくれてNBAのIndiana Pacersの試合を観戦しました。他の留学生にも会えて色々共有でき、試合にも勝てたので大変良かったんですが、一つ心残りはその試合の一つ前の試合の相手は八村塁選手がいるWashington Wizards、その一つ後の試合の相手はステファンカリーのいるWarriors だったこと。いやー、是非ともどちらかの試合が観れたらと今でも思っています。でもアメリカに来たからには一度はNBAの試合を観たいと思っていたので叶えられて良かってです。その翌日にも再びIndianapolisを訪れて、他の留学生と一緒にクリスマス一色に染まった夜の街を歩いたり、有名なチョコレートの店でホットチョコレートを飲んだりしていい思い出になりました。

これもまた違い

   当然のことながら、ここで生活しているとたくさんの違いに直面します。その違いが面白い時もあれば驚く時もしばしば。11月の下旬(HFがコロナにかかる直前)風邪をひいて寝込んでしまい、病院に行って処方箋を出してもらいました。そこで困ったのは薬が入ってるケースは日本と違って乳幼児の誤飲防止のためにロックがかかるようになっており、少し工夫して捻らないと蓋が開かないのです。ちゃんとケースに書かれた指示通りにやってるのに、何度試しても開かない。なかなか辛かったですね。また少しお腹も崩しており、その時Ericaから勧められたのがなんともいえないどろっとしたピンク色の薬。匂いも正直、あんまり良いもんじゃない。半分飲むのを躊躇いながら意を決して飲むと、口の中になんとも言えない苦さと同時になぜか猛烈に甘い。どうやらアメリカでは薬まで甘いようです。あの時ほど日本のお粥と梅干しが恋しくなったことはありませんね。
もう一つ例を挙げるとしたら日本人がよく苦しむRとLの発音の違い。EricaとStephen曰く、この二つは明らかな違いがあるようです。ここにきてもう7ヶ月ほどになりますが、いまだにRとLの違いをはっきり感じたことはないです。正直耳だけで聞くと、多少違うかもしれないけど似ていると思います。でも大体は状況からどっちを指してるのかわかるのですごく困ることもないですけどね。

近況について

新年が明けてからようやくHFもコロナから完全に回復し、教会のchoirの練習も再開しました。教会では、テキサスの教会にいった前のyouth pastorに代わって、新しいpastorを迎え楽しく過ごしています。HFがどちらも教会と強い繋がりがあるおかげで、教会の人たちとも一緒に話して笑えるようになり毎週水曜日は教会の友達と遊び、日曜日と教会に行きdress upして舞台で合唱するのを楽しみにしています。Stephenは教会やスクールバスで忙しいながらも、その合間に車を修理して僕も時折手伝っています。Ericaは最近、自身が運営する音楽教室に新たな先生を迎えたので、幾分帰宅するのが早くなりました。Hankは二学期からTrack and Field Teamに入り、毎週疲れたと言いながら帰宅しています。
最近久しぶりに自分で夕食を作り振る舞いました。作ったのはそぼろ丼、お母さんから送られた柚子胡椒と買ってきたワサビをつけていただきました。もちろん美味しかったのですが、みんなわさびにあたって咳込みました。これも日本文化かな?本物のワサビはこれよりずっと辛く無いと思うけど…
最近思うのは明らかに時間が経つのが速くなったこと。(それでも日本でテストや定期試験、模試の勉強に追われる日々と比べたらずっと遅いけれど)このレポートを書き終えて3月を迎えると、この留学も残すところあと100日。BIEEから送られた感情曲線の通り、今は早く過ぎて欲しいなあという思いともっとここにいたいなあという思いが両方込み上げてきてなんともいえない気分です。(そうやってるうちに瞬く間に時間がすぎるんですけどね)それと同時にHFやHankに何かできることはないかと悶々とする日々です。確かに僕は彼らに何かしらで貢献していると思うけれども、その一方でまた、まだできてないことが多くあると焦燥感に駆られる時もしばしば。なので最近は先のことをあまり考えず、一日をどうやって過ごそうか、何を得ようかと考えできる限り行動に移していく日々です。
次のレポートは4月、これを迎えたらいよいよこの留学も最終盤、Spring  Breakには何をするのかな?どんなことを書くのかなと思いながら今回のレポートはここまで。最後まで読んでくださりありがとうございます、次回もまたお楽しみに!

 

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