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Saraのインディアナ州-アメリカへの高校生-留学-体験談7ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Saraのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目

 

   2月は1年の中で唯一28日しかありませんが、それでもやはりあっという間に3月に変わってしまいました。

今年、インディアナでは過去最多の雪が降り、平年の5倍ほどだったようです。3月のはじめにも少しだけ雪が降りました。今年は世界的に異常に寒い冬だったようですね。

 

私の誕生日にも雪が降り、ほとんどの学校が休校になりました。ホストパパも家で仕事をすることになったので、お昼に日本食のレストラントに連れて行ってもらいました。鉄板焼きが専門のお店なのですが、料理を作る際に料理器具でパフォーマンスをしてくれて、サプライズのケーキもあって本当に楽しかったです。そしてその週の週末には友達がパーティーを開いてくれました。本当はみんなで何か料理をつくろうという話だったのですが、予定がたくさんあって忙しかったのでみんなでカードゲームをしたり、映画を見に行ったりしました。

 

私のためにパーティーを開いてくれたりと、毎日ホストファミリーに感謝してもしきれないです。今のホストファミリーが私を選んでくれて本当にありがたいです。

 

そして日曜日には学校のコーラスの一員として教会に行きました。ピアノの先生にピアノを何曲かひいてくれないかとお願いされたので、最近あまりピアノを弾くことがなかった私にとっては嬉しい機会になりました。

 

それから最後の週にはホストパパがリーダーとして半年前から準備していたGreat Banquet というのが教会でありました。これは木曜日から日曜日まで男性と女性に分かれて教会に寝泊まりしながら、クリスチャンとしてもっと信仰を深めようというものです。参加者は他の教会からも集って全部で80人ほどいたようです。

 

それぞれ1人ずつ今までの人生をスピーチしたり、聖書の勉強をしたりするそうです。私も礼拝の間、ベビーシッターをしたり、食事の準備を手伝ったりしました。ホストファミリーはホストママが2年前に脳の病気になって以来、より信仰深くなったそうです。私はクリスチャンではないけれど、ホストファミリーを通してキリスト教のことを知り、アメリカのことを深く知ることができたと思います。

 

世界宗教のクラスではヒンズー教やシーク教、神道や仏教のことを学んでいます。アメリカに来るまでは、なんで他の宗教を認めないのだろう、と他宗教を禁止することに対して否定的でしたが、ここに来て、いろいろなバックグラウンドを持つ人と出会って、なんとなく理由がわかったような気がします。それぞれの国の文化や民族の違い、宗教の豊富さはもちろん素晴らしいことですが、民族間の争いや誤解をまねいてしまうこともあります。宗教のクラスでクラスメイトそれぞれの意見を聞いたり、私の宗教に関して答えるのはとてもいい経験になります。宗教はただの信仰ではなくてそれぞれの国の文化や歴史にも関係しています。宗教問題、民族紛争はそんなに単純に解決できる問題ではないのだなと気づかされました。そういう意味も含めて、宗教のクラスは自分の為になります。

 

あと3ヶ月弱しかないのだと考えると寂しくなりますが、残りの時間、どれだけ恵まれているか噛み締めて精一杯やり抜き通したいです。あらためて私の両親、そしてホストファミリーに感謝したいです。

 

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