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Saraのインディアナ州-アメリカへの高校生-留学-体験談5ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Saraのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 5ヶ月目

 

   この1ヶ月は今までの中でも最も早く過ぎ去ってしまいました。ていうか、毎回同じこと言ってますね。でも、こっちにいると本当に時が経つのが早いです。5ヶ月目ということでもう半分終わってしまったんだな、と少し悲しいです。

 12月といったらこっちはもうChristmas一色です。たくさんの家がそれぞれでイルミネーションやクリスマス・ツリーをThanksgivingが終わった直後から飾り始めます。中にはものすごいDecorationをしている家もありました。一番印象に残っているのは200体近くのサンタやトナカイ、雪だるまが家の前にたっていて、しかも大音量のクリスマスソングが流れていた家でした。本当にクリスマス好きなんだなと(笑)。私の家でもお父さんが一日かけて飾り付けをしていました。

 学校では音楽選択をした生徒によるコンサートが12月15日にありました。Chamber Choir, Women’s & Men’s Chorus and Concert Bandがあり、私はWomen’s Chorusに入っています。このクラスは合唱初心者向けの10人だけの小さなクラスです。(それに比べてChamber Choirは50人です!) Chamber Choirと一緒に6曲、私たちだけで3曲歌ったのですが、全部覚えるのが本当に大変でした。 それにその中の3曲は10人しかいないのにパートごとにわかれているのでとても緊張しました。でもたくさんの人が来てくれて、たくさんのクリスマスソングが聴けて、とても楽しんで参加することができました。中でもChamber Choirは感動的でした。もうプロなみにうまいです。先生もプロっぽいのですが(教え方もすごいです(笑))、みんな声が出ていて本当にきれいでした。

 それから、友達10人くらいでSecret Santaをやりました。1日目は$1、2日目は$2、3日目は$5, 4日目は$7、5日目は$10と5日かけてやりました。男子が多くて、いまいちよくわかってなかったみたいで、私は最後の日にまとめてStarbucksのカードをもらいました(笑)。私はある女の子のSecret Santaで、5個もプレゼントを買うのは時間がかかりましたが、楽しかったです。

 それからSemester Iの最後にFinalsがありました。日本の定期テストと違ってその週はほとんどのクラスで先生がReviewをして、テストもほとんどその復習した内容からでますが、範囲がとにかく広いし、覚える単語がunfamiliarなのが多くて苦労しました。けれど、アメリカはとにかく提出物を出せば成績がC以下になることはないし、テストもノートを使っていいので日本との制度の違いにはびっくりしました。日本では最近、塾に通う生徒が増えて中学、高校はみんな勉強に励みますが、いざ大学に入ると、卒業するまで就職活動以外にあまりすることがなく、いわゆる“遊んでる”学生が多くなっていると聞きます。アメリカでは塾とういうものがないし、高校まで義務教育なので勉強したいと思えば、みんな同じ平等の教育が受けられます。宿題はその分日本より多いですが全部こなせば、テストも指定された範囲からしか絶対でないのでいい成績をとることは日本よりも難しくないと思います。日本ではいくら勉強してもテストで結果が残せなければいい成績をとるのは難しいことも多々ありますよね。それに加えて日本では大学に入るのに受験勉強が大変ですよね。アメリカではSATという全国共通の試験があるのですが、センター試験と違って何回も受けることができます。それと高校の成績を提出します。いわゆる2次 試験はありません。そのかわりに大学ごとにエッセイや自己アピール用紙の提出があったりします。つまり、成績に加えてその人の個性が重要視されます。これで奨学金もたくさんきまります。そういう意味では私はアメリカの制度の方がみんなに平等で優しいのではないかなと思います。それにアメリカでは大 学ではみんな自分の将来を模索して日本の大学とはひと味違うそうです。もちろん日本の大学の方がいいと思うところもたくさんありますが、アメリカの制度から学べることもあるのではないかなと思いました。

 そしてFinalsが終わった後には友達と遊びにいってその子の家に泊めてもらいました。映画をみたり、卓球やビリヤードをしたり、それからlaser tagをしにいったりしました。そこでたまたまあった男の子3人と仲良くなって一緒に遊んだりして楽しかったです。

また、12月24日の夜には教会に行って、その後はみんなでプレゼントをあけました。ホストファミリーの家族からもプレゼントをもらってほんとに嬉しかったです。その後はクリスマスの映画をみました。朝は7時に起きてSanta Clauseからのプレゼントをあけました。(本当はホストママとパパですが、ホストブラザーがまだ6歳なので(笑)…)私は日英対訳の聖書とウィンタージャケット、それからホストブラザーが大好きなDisney映画Cars 2″の中に出てくるキャラクターで、日本の車でKABUTOという名前のおもちゃをもらいました。ホストファミリーの家ではサンタからのプレゼントとして3つ、おもちゃ、服、それから聖書にまつわるものをあげているそうです。その後はJesusのHappy Birthday Songを歌って祝い、その後に教会に行きました。帰ってからは1日中ホストファミリーともらったたくさんのおもちゃで遊びました。夕食はChristmas Dinnerでターキーを食べました。中でもRoot Vegetable Saladがほっぺたが落ちるぐらいおいしかったです!

 冬休みは特に宿題もなく毎日DVDを観たり、遊んだり、でとてもrelaxできる時間でした。アイススケートに連れて行ってもらったり、クリスマスパーティーに行ったり、それからNew Year’s Eveは夜中までカウントダウンのTVをみたりしました。お正月は私が1年の中で一番好きな時なので初めてホームシックになりました。それでもさすがにおせち料理は私にはつくれないので、年越しそばを作って大晦日の日に家族と食べました。New Year’s Dayは朝食をホストファミリーの友人の家族と食べました。ホストファミリーはほんとに友達が多くて、毎回たくさんの人に会わせてもらえるのでとても感謝しています。みんな日本のことに興味を持ってくれて「アメリカはこうだけど日本はどうなの?」と聞いてくれて嬉しいです。こっちにきて自分の国のことをちゃんと知っておくことは世界に出て行くのなら本当に大切なことだな、と実感することができました。

それから日本料理のお店にも連れて行ってもらいました。アメリカ人は刺身は生なので食べる人が少ないのですが、ホストパパはお寿司が大好きです。ホストママとホストブラザーは天ぷらと焼きとり、それから1回私が作った焼きそばを気に入ってもらえたみたいでよかったです。日本の座敷で食べたのですが、「日本のものはなんでも凝っていてきれいだね」と言ってもらえて、私が作った訳ではないのに嬉しかったです。

 もうすぐ、フットボールのシーズンが終わります。今はもうPlay O?といって、勝ち抜き戦なのでみんなものすごく盛り上がっています。ホストファミリーも昨日、今日と近所の人たちを招待しました。ゲームはだいたい3時間なのでとても長いのですが、”Get out!”とか”Get him!Run!”とかずっと叫んでいて私も一緒に盛り上がりました。私が滞在しているIndianapolisからのIndiana Coltsは最後に逆転して勝ち進んだのですが、ホストペアレンツが住んでいたWisconsinからのGreen Bay Packersは最後に逆転されて負けてしまいました。来週はまたColtsの試合があるのでまた熱くなりそうです(笑)

 12月は半分が冬休みだったし、クリスマスや大晦日などがあってイベント満載の充実した1ヶ月でした。今日は1時間に1インチの大雪が朝から夜中まで降って、気温も−28Cºまでさがってとても寒いです。みんなで雪かきをしても2時間後にはもう一回しなくちゃいけなくて本当に大変です(笑)でもそのせいで月曜日が休校になって冬休みが1日増えました。ちょっと嬉しいけれど、早く友達にも会いたいです(笑) 

ホストファミリーはいつもいろいろなところに連れていってくれてたくさんの人に会わせてくれて、本当の家族のように扱ってくれて、私を選んでくれて本当に感謝してもしきれないくらいです。あと5ヶ月しか一緒に過ごせないと思うと悲しくなりますが、自分ができることを精一杯やりつくしたいです。

 

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