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Rinaのビクトリア州-オーストラリアへの高校生-留学-体験談7ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Rinaのビクトリア州(オーストラリア)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目

 

   こんにちは、皆さんお元気でしょうか?また二か月と過ぎていく時間の速さに焦りを感じながら、毎日毎日を大切にして、生活しています。
残り三か月、5月から今までと同じ時間しかないと考えると本当に一瞬だと思います。でも、今までの交換留学生活で楽しいと感じられる時間は想像していた以上に少ないことを実感しています。交換留学ってもっと楽しいものだと思っていました。私はかなり留学をなめていた気がします。日本にいたときは、英語は得意なほうだからと多少の安心感がありました。本当になめていました。英語だけが問題なのではなく、人間的な文化的な壁にぶつかったり、孤独との闘いで行き詰まる毎日に対して、どう立ち向かえるかが交換留学の中で非常に重要だと、留学して始めて痛感しました。こんなにつらいのかと思う毎日が続いた時もありました。何がつらいのか、それを言葉でここに書くのは非常に難しいです。学校での友達関係、いくら大好きなホストファミリーであっても考え方の違いに不満を覚えたり… 本当にいろいろです。でも、これって自然だと思います。友人関係は日本でも同じこと、そしてホストファミリーの考え方にたまに納得できないのは文化的な違いやもちろんどの家族にも違ったやり方があるので、逆にすべて納得することができたらおかしなことといえると思います。重要なのは私を家族として受け入れてくれている彼らに自分を合わせようと努力すること。こんなつらいこともありつつ、こんなにも楽しいのかという時も沢山あります。本当に山あり谷あり、感情の変化が激しい1年です。


Rinaのオーストラリア高校留学・体験談 7ヶ月目
Rinaのオーストラリア高校留学・体験談 7ヶ月目

この二か月の中での楽しかった出来事の一つは前回予告した通り、Queenslandへの旅です。予定通り木曜日の夜学校が終わった後、VictoriaとNSWの堺、Alburyで一泊。Newcastleから北に少し行ったところの親戚の家に一泊。Coffs harbourのホテルに2泊。Sunshine coastのホテルに2泊。そしてようやくホストファミリーのホリデーハウスのあるBargaraに到着。私のホストファミリーは基本的に観光地につれて行ってくれる家族ではないので、泊まったホテルの中でスポーツをしたり、映画をみたり、近くのビーチまでハイキングしたり、Paddle Boarding、サイクリングなどしてOZらしいホリデーを過ごしました。そんなファミリーが動物園とWhale Watchingに連れて行ってくれて本当にうれしかったです。Whale Watchingは本当によかったです。ボートの目の前に現れたり、ジャンプをしたり、船長がこんなにもみられるのはめったにないと、ほんとにラッキーだと言っていました。

Rinaのオーストラリア高校留学・体験談 7ヶ月目
Rinaのオーストラリア高校留学・体験談 7ヶ月目

そして、Bargaraの家は目の前ビーチ、魚がたくさんの自然プール、めちゃくちゃ冷たい人工のプール、10分歩けば町の小さなカフェやホテルなどがある本当に素敵な場所です。BargaraはBundaberg Beerで有名なBundaberg から30分ほどのドライブです。ほとんど丸2週間、スノーケリング、Body Boarding, ハイキング、そして読書などをして過ごしました。朝早起きしてビーチ沿いを歩いて、帰ってきたらマーケットで安く買えたたくさんのフルーツを使ってジュースを作り、ビーチ沿いで本を読みながら飲んで、ランチには安く買えるアボカドを贅沢に使ってトーストを食べて、海で泳いで、OP Shoppingなどして、家の裏のゴルフコースで夕食をとって…そんな毎日を送ることができました。Victoriaの冬の寒さを完璧に忘れて、夏のような日々でした。本当に楽しかったです。中でも印象深いのは、Great Barrier Reef に行けたこと。

その日の朝早起きして、ボートでLady Musgrave Island に行き島を探検した後、グラスボートで海を見て、贅沢なシーフードランチを取った後には、スノーケリング。

Rinaのオーストラリア高校留学・体験談 7ヶ月目

海が透き通った青できれいで、熱帯魚や海ガメなどをかなり近くで見ることができ、素晴らしかったです。ただ、ここで大きな失敗をしてしまいました。今となっては笑い話ではありますが、防水ケースに入っているケータイを海に落としてしまいました。本当に焦りました。無事にボートのスタッフの方が海底から取り戻してくれました。こんなこともありましたが本当に貴重な体験ができよかったです。


この楽しいホリデーの後は、Term 3。ホリデーに1週間早く入った私はたくさんの宿題に追われながらのスタートになりました。特にsemester 2はVCEの教科が3つ 。Physics、Outdoor education,  Specialist math, に加え英語はハイレベルのスペシャルクラスとチャレンジになっています。ちなみにVCEというのは、Victorian Certificate of education の略称で、大学進学のためのコースで、私はVCEのYear 11をとっています。英語は自分でクラスを選んだのではなく数学を変えると同時に「あなたなら大丈夫」と言われ、変えなければならない状況でした。想像していた通り、このクラスはかなり難しくついていくのは大変ですが、新しいことが学べているので楽しいです。今は本Ransomと映画Invictus のcomparison essayを終えて、新たにFlowers for Algenon (本) とAwaknings (映画)のessayに取り込んでいます。今までのTerm 3での一番のイベントはOutdoor educationのcampでした。

Rinaのオーストラリア高校留学・体験談 7ヶ月目
Rinaのオーストラリア高校留学・体験談 7ヶ月目

まさかオーストラリアに来て雪山に行くとは全く予想していませんでしたが、とても深い積雪で、今までで一番のcampでした。2泊3日でMt. Baw Bawに行き、15人ほどの生徒と先生で、3日間ほぼ雪の上で過ごしました。Cross-country ski を初めて習って、一日目の午後Base campまでsnowshoeingをして氷のしたの池に落ちたりしながらなんとかたどり着き、雪の上にテントを立てて、キッチンを雪から作って、夕食を食べて、寝ました。雪の上で寝るという体験は初めてで、どれだけ寒くなるものかと少し怖がっていましたが、意外とテントの中は暖かく心地よく寝ることができました。夕食などを含むすべての食べ物は自分たちで持ってこなくてはならなく、packをはじめて背負った私にとっては非常に大変でした。

2日目はCross-country ski で探検をして、igloo作りをしました。Ozらしく、私を含む4人は作るのを手伝い他は寒さのあまり手伝わずにテントで寝てしまいました。そして何とこの夜、iglooのなかで寝ました。座れば7人は入れる大きさで手伝った4人が寝ました。iglooで寝るのは寒くなるだろうと思っていましたが、実際にはテントよりも壁が厚く人の熱気を閉じ込めるのでテントよりかなり暖かかったです。朝起きた時に雪が目の前にあって驚きましたが、いい経験になりました。この夜に雪が降ったので本当にiglooで寝てよかったです。私たちがiglooで寝たことを知らなかった友達たちが誰かのテントが雪でつぶれてたから中の人大丈夫かなって心配しちゃったと言ってきて、爆笑でした。そしてその日の午後にはスキーをレンタルした場所に戻りました。本当にサバイバルキャンプだったので、戻ってきたときの安堵感と達成感は大きかったです。中でもトイレにたどり着いた時の安心感は言葉で表せないくらい大きかったです。3日間poo Tube を運ばなければならなかったので、私たちのグループは使わないようにしていました。トイレットペーパーを持っていきましたが、誰一人使わずみんな雪でふこうという先生の提案に従い、全く使いませんでした(笑)。今までで一番きついcampでしたが、一番楽しかったcampでした。

Rinaのオーストラリア高校留学・体験談 7ヶ月目
Rinaのオーストラリア高校留学・体験談 7ヶ月目

次の大きなイベントは2週間後のformalです。このようなパーティーにはいったことがないので本当に楽しみです。最近ホストマムとショッピングにいきドレスと靴を買いました。そして、ホストマムがネックレスを貸してくれてそれらを着る予定です。次回詳しくお伝えできると思います。

前々からscoutをやってみたいと思いながらもなかなかホストファミリーにつれて行ってもらわないといけないことを考えるというのが難しく、コーディネーターに相談し、「やってみたいならお願いしてみれば」という言葉を後押しに、ホストファミリーにこのことを伝えました。するとホストファミリーは、「前にホストシスターがやってたからわかるけどscoutは楽しくないよ」とはっきり言われてしまい、あきらめるしかありませんでした。この出来事はホストファミリーの考え方が理解できなかった例の一つです。楽しいか楽しくないかは人それぞれによって違うことなのに楽しくないと決められてしまったことに対しては、不満でした。でもここでホストファミリーがほかにやりたいスポーツとかあると聞いてくれ、バレエを日本で習っていた私は、こんなに太ってしまったけれどバレエできると思いますかと聞いて、もちろん、ということで連れて行ってくれることになりました。私の学校にはあまりスポーツの活動をする機会がなく、前々から学校外で何かsocial groupのようなものに入れないかなと思っていたので、3か月しかありませんが、ホストファミリーに伝えてよかったです。今では地域のダンススクールでバレエを始めて、同じクラスには学校の友達もいて、新たな友達もできて楽しめています。年末コンサートの練習が始まり、まだコンサートの日付がはっきりしていないので、帰国する前に仲間とコンサートに出れることを願っています。

まだまだ山あり谷ありの毎日ですが、周りの環境、学校の友達、地域の友達、支えてくれている人たち、そして何よりもホストファミリーに感謝して、これからも充実した留学生活を送りたいと思います。


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