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Rikuのフロリダ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Rikuのフロリダ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目

 

   こんにちは。留学生活後半の7ヶ月目に差し掛かったRikuです。
この3ヶ月間は本当にコロナウイルスに翻弄された期間でした。濃厚接触者になったり、自分自身が感染者になってしまったり…

新年

   アメリカで初めての年越しはとても残念な形となってしまいました。なんと我が家を訪れているAntoineがコロナにかかってしまったのです。彼が発症する前日まで普通に家を訪れていたため、家族全員が濃厚接触者となってしまい、新年の記念撮影は室内で全員マスクをつけて、というとても不思議な感じになってしまいました。また、その同日、今まで一緒に住んでいたArielが、対面授業に戻る大学に通うため、車で3時間ほど北にある州都Tallahasseeに引っ越しをしました。僕もついて行って州都を見て回ろうとうっきうきだったのですが、そんなこともできず、ただただ家に引きこもる生活が2週間続きました。Rikuのフロリダ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目マスクで迎える新年

新学期

   そんなゴロゴロとした生活を送りながら1週間もたつと、学校の後期が始まりました。当然ながら学校に行けるわけなく、オンライン授業から始まりました。前期に取っていた授業に特に不満もなく、成績も問題なかったため、そのままのスケジュールで受けることにしました。オンライン授業のいいところは、なんといっても家で受けるので、時間にルーズでも全然授業に間に合うということ。ホストシスターJennaから教わったように授業の十分前に起きてもパソコンを起動したらすぐに授業に入れるので本当に楽なんです(笑)。ただ、やはり対面授業のほうがその場で質問したり、紙で説明を受けられたり、インターネット回線の問題がなかったりと、圧倒的にやりやすいです。

とんかつ

Rikuのフロリダ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目とんかつと記念写真   家族全員が陰性と診断されて、オンライン授業で時間もできたので、せっかくだから何か料理しようと思いつき、かねてから用意していてもらった巨大な豚ロース肉を1〜2 cmの厚さに切り、パン粉をつけて、油で揚げ、とんかつを作りました。もともと日本で全く料理なんかしたことがなかったし、得意ではなかったので、突然の思い付きで言い出してしまったことだったので、とても不安だったのですが、結果的に大好評だったので、とてもよかったです。また、その次の日に、Jennaが、以前の留学生であったアルゼンチンにいるSantiagoのお母さんからレシピを聞いて作ってくれたエンパナーダもとてもおいしく、2日連続で、日本料理、アルゼンチン料理を食べられて、とてもうれしかったです。

誕生日ラッシュ

   1月15日に僕が家族の中で一番早く誕生日、1月20日にホストファザーのBobbyが誕生日、犬のWinstonが家族になって一周年、2月4日にAntoineが誕生日、2月12日に末っ子のRobbyが誕生日、3月16日にBarbaraが誕生日をそれぞれ迎えました。
Rikuのフロリダ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目誕生日の日の出最初に、僕の誕生日。朝早くにおきて、Jennaの運転する車でRobbyと3人で大西洋側の砂浜に日の出を見に行きました。少し地平線の近くが曇っていましたが、それでも地平線からゆっくりと明るくなり、太陽が上がってくる様子がとてもきれいでした。海で見る初日の出は人生で初めてでしたが、すごくきれいでとてもいい思い出になりました。そのあとは、一度家に戻り、普通に学校に行き、宿題をこなしました。夕食は、ズワイガニ、タラバガニ、エビなどの甲殻類を野菜と香辛料とともにゆでたものをいただき、食後はチーズケーキとショートケーキもいただき、さらにはささやかなプレゼントもいただき、家族みんなで散歩に行って、とっても充実した誕生日となりました。
その5日後には、Bobbyの誕生日がありました。すごくおいしい鹿肉のフライとケーキをいただき、ささやかなプレゼントを渡し、家族みんなで近所をお散歩して回りました。
またその10日後には、愛犬のWinstonがペットシェルターから我が家に来て一周年の記念日でした。首輪に “Birthday Dog” と書かれたヘリウム風船をつけて走り回り、犬向けのベーコンやお菓子の乗った特製ケーキをおいしそうに食べ、おもちゃやボールなどのプレゼントをもらい、またまた恒例の家族みんなで散歩に出かけ、楽しい一周年を迎えていました。
さらに、2月4日にはAntoineが誕生日を迎えました。彼自身、あまり祝われなくてもいいタイプのようで、ささやかなお誕生日ケーキと彼の欲しがっていたiPadの足しになるギフトカードのプレゼント、お散歩をして過ごしました。
その1週間後に、Robbyが誕生日を迎えました。僕の誕生日の時の夕食と同じような調理法で、ザリガニを食べました。人生で初めてでしたが、意外にエビとも少し違うような味で、おいしかったです。そのあとは、毎回恒例の誕生日ケーキとプレゼント、お散歩で1日を過ごしました。
さらにさらにその1か月後にホストマザーのBarbaraの誕生日がありました。が、家族でコロナにかかってしまったので、お花を飾るだけになってしまいました。

新しいペット

Rikuのフロリダ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目フトアゴヒゲトカゲのHammy   じつはホストファミリーの家では、フトアゴヒゲトカゲというトカゲの一種を飼っていたのですが、僕が来る少し前に病気にかかってしまい、その3ヶ月ほど後に他界してしまいました。その後しばらくは犬しかいなかったのですが、ホストマザーBarbaraが一区切りついたようで、1月の半ばに新しいトカゲをお迎えしました。先代の子はメスだったのですが、新しい子はオスのようで、先代の比べ物にならないほど巨大で、よく動きます。Hammyという名前がつけられて、ちょっとずつ家族になじんでいってます。抱っこすると、スッと眠るのがとてもかわいいです(笑)。最近は小動物用のフェンスをもらい、お庭に出るようになって、ちょこちょこ動き回るようになり、さらにかわいさが増しています!

運転免許

   さきほど、末っ子のRobbyが誕生日を迎えたと書きましたが、実は彼、今年16歳になり、運転免許証を取ったんです!アメリカの免許システムは日本と少し違って、15歳から助手席に免許保持者が同乗しているという条件で運転することができ、16歳になると、免許証が取れるようになります(州によって異なる場合もあります)。アメリカ(特に地方)はとても広く、車なしでは生活できないので、ホストファミリー宅では1人一台ずつ車を持っています。他の兄弟は普通に乗用車に乗っているのですが、Robbyは田舎っこでピックアップトラックを欲しがっていたので、その願い通りの白いフォードのトラックをゲットしていました。とてもパワフルで、ザ・アメリカンな感じがすごくかっこいいです。車を運転できるようになると行動範囲が一気に広がるので、さっそく彼に学校の送り迎えや近所のスーパーマーケットに連れて行ってもらっています!

バレンタイン

   アメリカはキリスト教信仰の厚い国なので、キリスト教発祥のイベントはたくさんあります。その中の一つが2月14日のバレンタインデー。起源は、1207年の同日にローマの皇帝だったクラウディウスが結婚を禁じたのに対して反抗して処刑された聖人バレンタインを祭る日だといわれています。日本だと、女性が男性にチョコレートを渡すようなイメージや友チョコ、義理チョコなどのようなイメージがありますが、アメリカでは小学校においては、みんなでチョコを交換するような感じ、さらに大きくなると、日本でいう母の日のような感じなのかなと思います。僕のホストファミリーはイニシャル入りのガラスコップにチョコが詰まったプレゼントが兄弟姉妹に渡され、Barbaraのためにお花が飾られました。小さなイベントでしたが、とても印象に残りました。

テニス

   現地の学校は季節ごとにスポーツが開催されており、冬から春にかけてテニス、水球、短距離走などがあります。僕は小学校のころ数年だけテニスをやっていたので、せっかくならやってみようということで、テニスをやり始めました。ところが、僕らの高校の周りの高校はみんな強豪校で、僕らはそうでないので、今のところ全く勝てていません(笑)。それでも普通にラリーをしているだけでもとても楽しいので、このまま来月の半ばまで、楽しみながらやれればいいなーと思っています。

Tampaへ小旅行

   2月の終わりのほうに、次男のJeremyがFlorida西側のTampaという都会の近くでサッカー試合の審判をやっているので、せっかくならついて行って砂浜を楽しんで、日帰りで帰ってこようという話になり、土曜日の午後に突然出かけました。今まで東側海岸にはたくさん行ったことがありましたが、西側海岸は一回しか行ったことがなかったうえに、砂浜は行ったことがなかったのでうきうきして出かけました。車で3時間ほどかけてTampa南部のビーチに向かったのですが、何より砂浜が白いのなんの。東側海岸も日本の砂浜に比べたら白いですが、その何倍も白く、さらさらしていてびっくりしました。あまり時間がなかったので、ビーチは少しだけしか眺められなかったので、ぜひもう一回行きたいです。

Georgia州へ小旅行

Rikuのフロリダ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目State Parkにて   3月最後のほうの週に1週間の春休みがあったので、Bobby、Barbara、Robby、僕、それと同じ学校に通っているハンガリーからの留学生Jazminの5人でいつもハンティングにいくGeorgia州の小さな町に泊まりで出かけました。鹿の狩猟シーズンはすでにおわり、七面鳥のシーズンが始まったので、僕、Bobby、Robbyで朝早くと夕方に1日だけ出かけましたが、まだシーズンが始まりたてで生き物すら見ることはできませんでした。残念!
また、せっかくJazminも来たので近くの公園に行こうという話になり、Georgia州立のProvidence Canyon State Parkに行きました。「ジョージアのグランドキャニオン」とも呼ばれているように、小さい版のグランドキャニオンのような場所で、しかもその谷底まで行くことができるようになっている隠れ絶景スポットでした。谷底にいると、崖上から吹いてくる涼しい風が感じられて、心地よかったです。
ここまでみんな健康に過ごしていたのですが、その日の夜にRobbyが「体調が悪い」と訴えだして、さらにその次の日には発熱してしまったので、大事を取ってFloridaに帰り、PCR検査をすることになりました。その日の午後には家に帰ってこられて、Robbyはそのまま検査を受け陽性と診断されてしまいました。

コロナ感染

   Robbyが陽性と診断された翌日にRobby以外のGeorgiaメンバーでPCR検査を受けに行きました。CVSという簡易診療所兼ドラッグストアで検査を受けたのですが、ドライブスルー形式で、自分で綿棒を鼻に突っ込むというのがとてもつらかったです…。とにかくその次の日に送られてきた結果は陰性だったので、大丈夫かと思っていましたが、さらにその次の日には強い倦怠感を覚え、まったく治る気配がなかったので、またさらにその次の日に同じような症状が出たBobbyと一緒に簡易検査を行ったところ、陽性と診断され、新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。その後、数日間食欲もなく、立ち眩み、倦怠感、頭痛などが続きましたが、だんだん治っていき、授業再開にはまたオンラインで間に合いました。感染すると嗅覚や味覚がなくなるという話がありますが、僕の場合、嗅覚がなくなり、しばらく何もかげない状態になりました。しかし、今はすでに完治しており、多少弱いままですが、嗅覚も戻ってきました。

終わりに

   本当にここ3ヶ月はコロナウイルスの影響をもろに受けるような期間になってしまいました。それでも、コロナにかかったことはいい経験になったと思います。フロリダ州では4月からワクチン接種が18歳以上(ファイザー社製は16歳以上)の全員に拡充されます。早くこの状況から脱して再び元のような生活が送れればいいなと一層強く思いました。

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