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R-chanのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 2ヶ月目|高校留学ブログ日記

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R-chanのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 2ヶ月目

 

   こんにちは!高校2年生、インディアナ州に留学しています。私の留学生活をこのような形で皆さんに共有する機会を頂けて嬉しく思います。

出発

   7月18日、ついに待ちに待った留学生活がスタートしました。出発まであと100日!と意気込んでいたのはついこの間のことなのに、時間が流れるのは本当に早いです。きっとこの留学生活も一瞬で終わるんだろうな、とそんなことを考えながら日本を発ちました。ちなみに、1年間日本を離れアメリカで生活するという実感はまだ全くありませんでした。ただただ今から始まる留学生活への期待と興奮でいっぱいでした。
Smooth landing (2週間の事前研修)の会場までは、羽田からシカゴ、国内線乗り換えでシカゴからクリーブランド、そしてクリーブランドの空港からバスで40分、と合計18時間の長旅でした。途中ターミナル間のバス移動の際、私が乗った瞬間にバスが発車してしまい私だけはぐれるというハプニングが起きたり、荷物検査で英語が聞き取れずとりあえずYesと言ったら足止めをされる、、、など今思い返すと色々なことがありましたが無事到着することが出来ました。夜遅くの到着だったのでその日は寮で軽い夜食をとりすぐに就寝しました。

Smooth landing

   まず初めに、Smooth landingとはアメリカでの生活に慣れるようにという趣旨で行われている2週間の事前研修です。ここでは日本人29人、タイ、ベトナムからの留学生も含めて計40人の留学生と一緒に生活をしました。午前中はグループに分かれての授業があり、午後は課外活動やスポーツの時間が設けられていました。授業ではアメリカでの友達の作り方、ホストファミリーとの関わり方などについて話し合ったり、みんなでゲームをしたりしました。課外活動では博物館、ビーチ、ナイアガラの滝、ダウンタウンなどに行き実際に現地の人と交流をしました。そして自由時間には、カードゲームや卓球をしたり映画鑑賞やカラオケ大会をしたりと本当に充実した時間を過ごすことが出来ました。
R-chanのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 2ヶ月目ナイアガラの滝にて R-chanのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 2ヶ月目みんなでバレーボールをしました R-chanのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 2ヶ月目国紹介をしました。
タイの民族衣装がとても可愛い!!
気が付くと出発前まで感じていた友達ができるかという不安も無くなっていてすぐにみんなと打ち解けることができました。英語力の上達はあまり感じられませんでしたが様々な経験をすることが出来たので一生忘れられない2週間になりました。

到着

   7月31日、空港に着くとホストファミリーが出迎えていてくれました。私の名前が大きく書いてあるボードを見つけたときは本当に嬉しくてホストファミリーのところまで思いっきり走りました。緊張して全然話せなかったけれどホストファミリーのほうからたくさん話を振ってもらえたのですぐに緊張が解けました。家に帰る途中でアジアンスーパーに寄って日本米を買ってくれたのが本当に嬉しかったです。その日の夕食はホストファミリーと近くに住んでいるホストマザーのご両親と一緒にBBQレストランに行きました。朝からあまり食べていなかったのでお腹がペコペコだった私はみんなに驚かれるくらいたくさん食べました。たくさんの人に歓迎されているのを実感してとても幸せな気持ちでいっぱいになりました。

ホストファミリー

   私のホストファミリーはmom のAmyとdad のTimの2人です。
<Amy>
R-chanのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 2ヶ月目とても明るくて優しい私のホストマザーです。ガーデニングが好きで庭には彼女の育てている花や野菜がたくさんあります。いつも私のことを気にかけてくれて相談に乗ってくれるのでとても頼りにしています。結構真剣に将来の話をすることもあれば恋バナなんかもたくさんしました(笑)彼女は仕事もしながら大学にも通っていてそんな彼女を心から尊敬しています。
<Tim>
R-chanのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 2ヶ月目とても真面目だけどよく冗談を言って笑わせてきます。趣味は車とコイン集めで、私も何回かTimのお気に入りの車に乗せてもらいました。普段の運転は普通だけど趣味の車に乗るときはものすごい勢いでスピードを出すのでいつも少しひやひやしながら乗っています(笑) 2人とも仕事をしているのに加えボランティア活動をしていて忙しいので家の中はいつも比較的静かですが時間があるときはカードゲームをしたりしてたくさん話をします。また交友関係が広くボランティア団体のミーティングなども定期的にやっていて何度か連れて行ってもらいました。2人のおかげでたくさんの大人と関わる機会ができてとても嬉しいです。

ボランティア

   私自身アメリカでやりたいことの一つがボランティア活動だったので、たまにホストファミリーのボランティアに一緒に連れて行ってもらっています。ボランティア内容は主にフードバンクで、食料を必要としている人たちに食料を配給する活動をしています。教会の横にあるパントリーで食品の仕分けをしたり、実際にトラックに食品を積んで住宅街での配給活動を行ったりもしました。
R-chanのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 2ヶ月目パントリーでペットボトル飲料の仕分けをしました R-chanのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 2ヶ月目住宅街での食料配給

R-chanのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 2ヶ月目清掃ボランティアです。
まかないのハンバーガーは最高でした
もう一つはフットボールの競技場の清掃活動です。具体的には競技場のフードコート内の汚れている机や椅子を見つけては拭く、といった単純作業です。ホストファザーの行っているボランティア団体が申し込んでいるもので、ここで発生した給料はすべてこの団体に寄付される、という形になります。17時過ぎから23時過ぎまでで、一度休憩をもらえましたがほぼ通しでの立ち仕事でした。忙しいわけでもなく2、3回ピークが来たとき以外ずっと暇なうえにフードコートからは試合の様子が見えないのでただ観客の盛り上がっている声援が聞こえるだけでした。こんなに時間が過ぎるのが遅いと感じたことがないというくらい長く感じました。正直言うとこれはもうやりたくないです(笑)

学校

   私の通っているWhiteland Community High School は全校生徒約2000人の比較的規模の大きい学校です。留学生は私を含めて6人です。学校にいる日本人は私だけです。
私の一日のスケジュールです。
R-chanのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 2ヶ月目
6:45 スクールバス
7:15 学校到着
7:40 〜  9:02 (*1) 1限
9:12 〜 10:32 2限
10:42 〜 12:32 (*2) 3限
12:42 〜 13:20 補習授業
13:30 〜 14:50 4限

(*1) 1限の最初に校内放送と国旗への宣誓の時間があるので2分長いです
(*2) 3限の間に30分間ランチタイムが設けられています

クラスは全部で8つ取っていて一日置きに4つずつ交互に授業があります。3限の後は自分の取っているクラスの補習授業が毎日順番に行われます。補習授業といっても実際はみんなでゲームやクイズをしたり各自やりたい教科の勉強をしたり、友達と話したりして過ごしています。水曜日だけはこの時間がホームルームになります。
私の取っているクラスです。

  1 2
1限 Nutrition and Wellness A (家庭科) English 11
2限 Algebra 2 Chemistry and Physics
3限 English as a New Language (*3) PE
4限 3D Art US history
(*3) はじめはこの時間にSociology を取っていたのですが、課題の多さと出てくる単語があまりにも難しく負担が大きすぎたためカウンセラーに相談して変更してもらいました私の学校は一人一台パソコンが学校から支給されます。授業や課題、テスト等はパソコンを使用するので紙を使うことはあまりありません。
今のところ、どの科目もその単元で扱う単語さえ理解しておけば授業内で先生の話す内容が全く理解できないということにはならないですし、数学、化学物理に関しては中学生レベルの簡単な計算ばかりなので問題ないです。(周りの子たちは九九ですら電卓を使っているくらいです)
ただ不安なことを一つ挙げるとするならアメリカ史です。もともと歴史が苦手なうえにすべて英語となると本当に憂鬱になります。でも他の科目が楽な分アメリカ史の勉強に時間を掛けられるので本当に良かったです。

学校生活

   私がホストファミリー宅に到着したときには既に学校が始まっていたので、ゆっくりホストファミリーと過ごす間もなく慌ただしく私の学校生活がスタートしました。
学校初日は本当に緊張していました。ここ最近で一番勇気を振り絞った日でした。まず初めにカウンセラー室へ行き自分の履修する教科を選択したのですが、ゆっくり選ぶ時間も与えてもらえずどんな教科があるのかも分からないまま気が付いたら私の履修科目が決まっていました。今となっては履修科目に関して後悔はありませんが、もう少しじっくり選ばせてほしいと思ったのが本音です(笑) 履修科目が決まり校舎を一通り案内されると、じゃあ頑張ってね、と急に広い校舎の廊下の真ん中に放り出され次の授業の教室まで一人で行くようにと言われました。案内してもらったとはいえ本当に広くて迷路みたいな校舎なのでもちろん一人で行くことなんてできません。(迷わないで教室移動ができるようになるのに2週間かかりました)なので、とりあえず優しそうな子に声をかけて道を聞きました。そしたらわざわざ私の教室まで連れていってくれたので本当に助かりました。教室に入ったらまず初めに先生に挨拶をしました。私は留学生で今日が学校初日だということを伝えると席に案内されてあっさりと授業が始まりました。授業は想像していたよりもよく聞き取れたので初日から辛くはなかったです。ただ先生の英語は理解できても授業内で見る動画や長文が書いてあるスライドに関しては全く理解できませんでした。ですから動画の内容に関して自分の意見を近くの人と話し合うという課題の時はかなり焦りました。近くの席の男の子に話しかけられたのに聞こえないふりをしてしまった程です。(極度の人見知りなのでHiという一言ですら怖かった)
(あの時の男の子へ、本当にごめんなさい)
私にとって一番の課題はランチタイムでした。道を尋ねるなど目的がある分にはかろうじて話しかけることができてもカフェテリアで話かけるとなると話は別です。カフェテリアまで行ったのはいいものの、人の多さと騒がしさに圧倒され委縮してしまいトイレまで逃げかけてしまいました。でもトイレに向かっている途中でトイレに行くことすら怖くなりまたカフェテリアまで引き返しました。(自分でも謎ですがたぶん相当緊張していました)
とりあえずランチの列に並んで勇気を振り絞って前に並んでいた女の子に話しかけました。そしたらその子が一緒にランチ食べる?と言ってくれて本当に本当に本当に本当に嬉しかったです。食事中全然話せなくて少し落ち込みましたが初日にしては自分のベストを出せたのではないかなと思います。教室移動のたびに誰かに道を聞いて授業中もわからないことがあったらとにかく聞きまくってなんとか無事(?)一日目が終わりました。みんなの優しさに救われた日でした。
R-chanのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 2ヶ月目2日目のランチタイムに友達がくれました!
嬉しかったです。
2日目、前日の緊張が嘘かのようにこの日から学校=楽しい場所になりました(まさかこんなに早く学校が楽しくなるとは思ってなかったです。周りの友達に感謝です)。きっかけは体育の授業中に女の子3人組に話しかけられたことです。初日は留学生だからといって誰からも話しかけられることはありませんでしたがこの子たちは日本にとても興味を持ってくれていてたくさんのことを聞かれました。1人友達が出来てしまえばあとはその友達経由でたくさんの子に紹介してもらえたのでこの日に一気に友達が増えました。わざわざ私と同じ授業をとっている子を見つけてくれたり、同じクラスの子は先生に私を自分の隣の席にして欲しいと頼んでくれたりと、みんな優しすぎて感動しました。たしかにまだ不安が無くなったわけではないけど基本一人でいるということが無くなったのでかなり心強く思いました。
3日目以降はまだ完全に馴染むことができたわけでは無いけど、学校での居心地の悪さを感じることはありませんでした。学校が始まってから3週間目くらいまでは新しい環境で全てが刺激的で毎日ワクワクしながら学校に行っていました。
長くなってしまうので学校生活についての続きはまた次のレポートで書きます!

今の気持ち

   アメリカに来てから2ヵ月半が経ちました。今は初めの頃感じていた非日常感は完全になくなりアメリカの学校に行くこと、ホストファミリーとの生活が自分の中で当たり前になりつつあります。
最近よく悩むことは自分の英語力についてです。周りからはどんどん英語上達してるよと言ってもらえるのですが自分自身あまり変化が分からず落ち込む日々です。特に他の留学生と比べてしまう瞬間が一番辛いです。特にヨーロッパからの留学生はすでに英語ペラペラだしもう完全に現地の子たちになじんでいるように思います。この劣等感は自分自身が努力する以外どうしようもないと分かっているので残りの留学生活、時間を大切にして過ごしたいと思っています。これから留学することを考えている人に伝えたいのは本当に日本にいるうちに出来る勉強をしておくべきということです。私は留学前全然していなかったので後悔しています。
ホームシックについて。悩むことはたくさんありますが一度も日本に帰りたいと思ったことはありません。こっちでの生活が本当に充実しています!
差別について。学校にも通い、何度かショッピングモールやレストランなどの公共施設にも行きましたが、差別的な言動をされたことやこれは差別なのかな?と疑問に思うような出来事は一度もありませんでした。むしろ、I love Japan!I love anime!といった風にフレンドリーに話しかけてくれる人が圧倒的に多かったです。アメリカでのアジアンヘイトが増えているという状況下での留学なので、出発前は人種差別という点が自分の中で一番不安なことでした。しかし実際に来てみたら優しくてフレンドリーな人ばかりで、知らない人でも声を掛けたら嫌な顔一つせずに親切に答えてくれます。本当に周りの環境に恵まれたなと心から実感しています。
アメリカではみんなが個性豊かでいろんな人がいて面白いです。私はアメリカの“人を褒める文化”が本当に大好きです!まだ今の時点ではアメリカの文化を学ぶばかりですが今後は日本のことをもっと発信していけるように頑張りたいと思います!!

次回は休日の過ごし方、学校生活について、ワシントンDCでのオリエンテーション、その他今回書ききれなかったことを中心に書いていきたいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました

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