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Natsukiのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Natsukiのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目

 

   こんにちはNatsukiです。アメリカに来て7ヶ月が過ぎました。時が過ぎるのがこんなに早いものかと驚くばかりです。この2ヶ月間はお正月、第二セメスターの始まり、ウィンタースポーツシーズン終了、そしてスプリングスポーツシーズンの始まりなど、またいろいろと新しいものがありました。それぞれ書いていきたいと思います。

New Year’s Day

アメリカでのお正月は日本ほど大きいものではなく、クリスマスの延長線上といった感じです。私は家から車で3時間くらいのホストグランマの家で年明けを迎えました。テレビでカウントダウンを見たくらいで特にこれと言って特別なことはなく、1月2日にはもうバスケの練習、ホストペアレンツも仕事が始まりました。

第二semester 始まり

1月6日から第二semesterが始まりました。私は全クラス総入れ替えで始まる前は友達が一人もいないのではないかと非常に不安だったのですが、そんなこともなく、7週間たった今では楽しく過ごしています。今とっているクラスについて紹介していきたいと思います。

ACP Calculus
1時間目はACP Calculusをとっています。日本でいうところの微分積分学です。高校数学だと数学U、Vの一部です。アメリカでは、いろいろな学年が混ざって一つのクラスにいるのですが、このクラスの場合ほぼ全員がJunior(高校2年生)です。17人くらいの少人数授業で、バスケの友達が2人、先生もバスケのコーチで内容は少し難しいけど発言もしやすく、楽しく学んでいます。アメリカの数学は細かく分かれています。
簡単なクラスから順にAlgebra1(代数1)<Algebra(代数2)≦Geometry(幾何)<Finite(なんかいろいろ)≦Pre Calc/Trig(いろいろ/三角関数)<AP Stats(確率)<ACP Calculus(微分積分学)といった感じだという認識をしています。Algebra 1、2とGeometry、Pre Calc/Trigがおそらく必修で卒業までにとらなければならず、また、Algebra 2、Geometry、Pre Calc/TrigにはHonorsというクラスがあります。進みが少し早いだけで内容は変わりませんが、GPA(Grade Point Average)が0.5増えるというメリットがあります。ACP Calculusは学科みたいなの(普通、Honors、テクノロジーの3種類)がHonorsという人たちはAPまたはACPクラスを4単位とるという項目があるため、とっている人が多いようです。ほかのクラスはあまり聞いたことがなく、それらのクラスをとっている人たちは単位をとるのに選択科目としてとっているようです。ちなみに、APやACPというのはAdvanced Placement、Advance College Projectの略称で、両方ともアメリカの大学の単位が取れます。ACPクラスはIndiana Universityが推奨していて、他の大学にも適用されるのかはよくわかりません。どちらもお金を払って、クラスをパスしなければならないのですが、APクラスの場合は大学の単位をとるためだけのテストに合格する必要があります。また、これらのクラスはGPAが1.0増えます。

Strength & Conditioning
2時間目はStrength & Conditioning、通称Weightsクラスをとっています。40人くらいで、男女比が3:1くらいと圧倒的に男子が多いクラスです。ただひたすら毎日90分間、重量挙げをしてラダーをして筋トレをします。身体的にすごくきついですが、宿題はなく、一年中スポーツをしていたおかげで知り合いも多いので割と気に入っています。女子はほぼ全員アスリート、男子はアスリートからそうでない人まで様々な人がいます。先生はアメフトのコーチで、アメフトをやる人は全員必須なようです。スクワット、パワークリーン、ベンチプレスのMAXテスティングがついこのあいだありました。個人的な目標としてはスクワット150lbs, ベンチプレスとパワークリーンは100lbs.を目指していたのですが、どれも目標通りの結果を得ました。さらりとlbs.と書きましたが、これはアメリカにおける重さの単位、ポンドです。例えば、体重がアメリカに来て7か月で6lbs.増えた、とか言った感じです。他にも、アメリカでは温度は℃ではなくを゚F使います。長さの単位もmile, feet, inchで靴のサイズに至っては単位などなくただの数字で表します。自分自身のことくらいは知っておくと便利です。
参考サイト:https://minato-intl.com/us-customary-units

American Literature
3時間目はAmerican Literature(アメリカ文学)です。自分の学校に通う留学生にとって、US Historyとともに必修科目となっています。アメリカの生徒にとっても、Juniorの必修科目となっています。自分のとっている、とっていたクラスの中で最も難しいと感じるクラスです。最初は何言っているのか全然わからず、置いてけぼりを食らい、もともと2時間目にとっていたのをリソースティーチャーというお手伝い先生みたいなのがいる3時間目のクラスに移りました。それでも全然わからなかったので変えようかと思ったのですが、Sophomore(高校1年生)のEnglish10のほうが難しいといわれ、Freshman(中学3年生)のクラスにはさすがに入りたくなかったのと、ちょうどいいクラスがなかったので頑張ると決めました。正直言って今もかなり苦労していますが、ついこの間6週間かけて読んだ“The Crucible”という魔女狩りの話を読み終わり、テストでなんと90/90、Aプラスをとりました。苦労した分結果が出てすごく嬉しかったです。また、毎週記事を読んでエッセイを書いたり話し合いをしたりします。最新の記事はアメリカでコロナウイルスで学校を休みにしたらどうなるかについてと言う内容でディスカッションを行いました。

Sociology
4時間目はSociologyという日本でいう公民みたいなクラスをとっています。もともとクラス選択の時に選んだ科目ではなく、その上知り合いが一人もいないというクラスだったので最初は嫌だったのですが、先生がナイスで内容も興味深く、友達もできたので今は結構好きなクラスです。文化や社会、人と人の繋がりなどを学ぶクラスです。2月の半ばには裁判所や刑務所に社会科見学に行きました。この地域で唯一この社会科見学を実施する学校ということで、このクラスをとれば必ず行けるわけではないし、行きたくなければいかないという選択もできるのですが、自分はすごく興味があったのでラッキーでした。裁判官や検察官などと話をしたり、刑務所の中を見学したりして少し怖かったけど楽しかったです。
また、日本とロシアとアメリカの刑務所の仕組みについて学びました。日本の刑務所は良いビデオが見つからなかったそうで、日本の刑務所をフランスのテレビ局が取った英語の字幕付きのビデオを見ました。この三カ国の中では日本が一番良いと皆が言っていたのですが、ビデオにあったラジオ体操だけはなぜかすごくウケが悪かったです。

ランチ
クラスが変わったのでランチも変わりました。私のクラスは1stランチなので、4thランチだった前と比べると1時間30分食べる時間が早まりました。ホストシスターバスケのころの友達と食べています。また、毎日同じものを持って行って食べるのにも飽きたので学校でランチを買って食べています。特別おいしくもないですが、まずくもないです。毎日日替わり、2週間で1周期、4種類から選びます。大体毎日ピザがありますが、一回しか食べたことがありません。メインを選んで果物と野菜かなにかを選んで飲み物を選びます。
Natsukiのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目スクールランチ 例1 Natsukiのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目スクールランチ 例2 Natsukiのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目 スクールランチ 例3

バスケットボールシーズンの終了

前回始まったと書いたバスケットボールシーズンですが、2月5日、トーナメント1回戦で負けて終了しました。Varsity、JV、マネージャー含めて21人、少ない人数でともにつらい練習を乗り越え、かなり強いチームでした。Varsityの最終的な記録は22勝2敗、途中21連勝と無双状態だったので1回戦負けをするなんて思ってもいなく、最後の試合の相手もライバル校ですでに一度勝っていて、負けた時は悲しみというより驚きといった感じでした。私の場合、完全に未経験、その上体育の授業内ですら他と比べてバスケがへただったのでこんな強豪校に所属していても練習はゲームの時はほぼ参加させてもらえず、ミスするたびに腕立てという制度の下毎日計100回、時には200回腕立てをするという日々でしたがチームが勝つのはうれしいし、圧勝しているときは時々試合に出場していたので充実していました。(ついでに腕の筋肉が目で見てわかるほどつきました。)特に、最後から2個前の試合でフリースローを決め初得点、その次の試合で2つフィールドゴールを決めた時はチームのみんなどころかチアの人たち、チームメイトの保護者、地域のおじさんたちまでみんな喜んでくれ、相手チームからすればなんでこの得点差における1つのゴールでこんなに盛りあがっているのだろうと不思議に思われるほど盛りあがり、とても嬉しかったです。シーズンが終わった後、サッカーの二倍くらいシーズンが長かったうえ、学校がある期間だったので放課後何もないのがすごく奇妙に感じました。

陸上スタート

冬のスポーツが終わり2週間後、今から2週間前に春のスポーツが始まりました。間の2週間、毎日の運動はなかったのですが、火曜日と木曜日はサッカーのコンディショニングがありました。久しぶりに会う仲間もいて、一緒に筋トレをしながら話ができて4回だけでしたが楽しかったし、英語が上達したねとも言われて嬉しかったです。春のスポーツですが、実は私はアメリカに行く前からアメリカではソフトボールをやりたいと思っていました。しかし、見出し通り、今私は陸上競技をやっています。というのも例のごとくソフトボールも強豪で、バスケのコーチかつ1限の数学の先生でもあるソフトボールのコーチに相談したところチームに入れるかもわからないし、もし自分だったら足が速いのだから陸上をやるといわれ、チームメイトや先生など15人くらいから陸上をやるべきだ、一緒に陸上をやろうなどと言われ、ソフトボールでマネージャーをするか陸上するかで2ヶ月間くらい悩みぬいたうえで陸上をやることに決めました。陸上は男女別で、女子だけで30人以上います。他のスポーツをやっていた人も多く、サッカーやバスケ、さらにはチアリーディングなどもいます。特にクロスカントリーの人と長距離ランナーはほぼ丸被りです。コーチもクロスカントリー、ボーイズバスケットボールのコーチをしています。走るのが全然好きじゃない私は速く走るのが目的で走りこんだり筋トレしたりマシーントレーニングをすることに今のところ喜びは見いだせないのですが、時にはバスケをしたりサッカーをしたり鬼ごっこをしたりするのでなんとかやっています。来週には初めての記録会があるので少し楽しみです。

Natsukiのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目すっかり懐いた我が家の猫

最後に

この2ヶ月間は“初”が多い2か月間でした。
3月に入り、新年の抱負を言うには遅いですが、残り105日(3月1日現在)、一時たりとも無駄にしないよう前進し続けていきたいです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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