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Mizukiのテキサス州-アメリカへの高校生-留学-体験談8ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Mizukiのテキサス州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 8ヶ月目

 

    みなさん、こんにちは。テキサス州に滞在中のMizuki です。日本では、平成30年度の学校が終わり、そろそろ桜の季節かと思います。アメリカでは、1週間のスプリング・ブレイクが終わり、2018-19年のクラスも残すところあと40日と少しとなりました。本当にあっという間です。アメリカの友達、家族と離れるのが悲しいような、日本に帰れるのがうれしいような、複雑な気持ちです。これまでに成し遂げられたこと。まだ、やりたかったのにできていないこと。意識して帰国までの約2か月間をさらに楽しみたいです。

今回、私がお話ししたいことは…この2か月間の貴重な体験についてです!
そんなことを言いながら、まず、初めに言いたいことは、この2月と3月は、とにかくの〜んびりだったということ。アメリカでの生活に慣れてきて、英語の伸びも感じないし、勉強も簡単だし、やることもないし、なんとなくぼーっと、なんだか物足りない日々を過ごしていました。やっぱり何か、新しい刺激が欲しい!そう思い立って、私が挑戦してみたことについていくつか紹介していきます!

私の挑戦その1は、習い事をはじめてみたことです。1月の末に、LCから連絡が来ました。「1月のホストマザーとのレポートの件で話したいことがある」というような内容でした。 ホストマザーは、私のバンドの練習が週1回になり、どこかに遊びにでかけるわけでもないし、暇しているのではないかと心配していたみたいです。私は、マーチングをやっていたころ、週にたった1日、日曜日しかちゃんとファミリーと時間を過ごせていなかったことを後悔していて、その時一緒にいれなかったぶん、マーチングのシーズンが終わったら、できる限りファミリーと時間を過ごすようにしようと決めていました。なので、負担もかけたくないし、新たになにかやろうとは思っていませんでした。まさかホストマザーが心配しているとは夢にも思わなかったので、連絡がき時はとにかく「寝耳に水」--驚きました。学校の中で何かを探してみようとしましたが、運動系は大会などがあって、マーチングのときの二の舞になりかねないので却下。その他は、バンド以外に興味がもてるものがなく、学校の外でなにか習い事を始めようと決めました。早速ホストファザーとホストマザーに相談しました。
Mizukiのアメリカ高校留学・体験談8ヶ月目

我が家のピアノ。ホストファザーが買ってくれました

私の興味のあるものをいくつか候補に出して、その中でよさげなところを探してくれるということで、かなり前向きな感じでした。私は、送り迎えや、スケジュールなど、色々と迷惑をかけることになるので、恐る恐るでしたが、意外とあっさりOKをもらえました。習い事を始めるなら、もちろん買物する以上のお金がかかることになり、そんな額がいきなり銀行から引き落とされていたらきっと驚くだろうと思い、日本の親にもメールで確認しました。親の返信はこれもまたあっさりOK。「1分、1秒、1カンマ、アメリカで過ごせる貴重な時間を無駄にするな!」という熱い励ましを父から、「やりたいことがあったら、なんでもやっていいよ〜」という了承を母から頂きました(笑)。今、やっているのは合計3つで、スイミング、ピアノ、ホルンです。全て週に1回ずつやっています。一度辞めたピアノとスイミングも新しく、しかも英語でやってみると新鮮で楽しいです。ホルンは、先生がバンドのディレクターの元教え子の大学生で、可愛くて、面白くて、レッスンも大好きです。確かに、習い事をはじめてみると1週間があっという間で、充実しているなと感じます。支えてくれているホストファミリーと、了承してくれた日本の家族に感謝です!ありがとう!

Mizukiのアメリカ高校留学・体験談8ヶ月目

映画のクルー!名前は“Super

そして、もう1つ、新しいことをしてみました。それは、「映画の撮影」です。フィルムメイキングのクラスを取っているので、そのクラスの一環として、先生に「興味があるか?」と誘われました。面倒くさいから断ろうかと一瞬考えましたが、好奇心が上回り、ボランティアで参加しました。撮影は土曜日と、日曜日をまるまる使って行いました。10分以下のショートフィルムで、クルーはたったの5人でした。3人の俳優と、監督、カメラが1人ずつです。私は、DP (Director of Photography)カメラを担当しました。私が言うのもなんですが、かなり面白く出来上がりました (笑) 。公開は、今年の夏!!のはずですが、詳細はよくわかりません(笑)。クルーの人たちは、今まで1回も話したことのない人たちでした。この映画を通して、「ゴキブリは政府が作ったものじゃないのか。だって、奴らは人工的な食べ物とか、自然にはないものばっかり好むじゃないか。もう、そうとしか考えられない!」「ウサギが自然界で存在しているのをみたことがない」「ウサギの“悲鳴“って人間みたいで怖いよね。命の危機を感じると、叫ぶんだって(笑)」などなど、かなりどうでもいいですが、楽しく、面白い(?)話を空いた時間にして仲良くなりました。肝心の撮影では、いきなり大きい、たくさんボタンがついているカメラを渡され、どこを押して起動させて、どこで動画を取り始めるのかという、初歩の初歩から1つずつ、監督のシニアの女の子に教えてもらいました。さすが監督、説明もうまいし、場の盛り上げ方も分かってるし「こんな人もいるんだな、すごいな」と感動しました(笑)。同じシーンを何回も違う角度から撮ったり、音を作ったりと、なかなか本格的で、プロになった気分で楽しみました。とてもいい思い出になりました。

余談ですが、ホストシスター(ホストシスターは主役!)も映画を同じころにエレメンタリースクールで撮っていて、ホストマザーは映画好きなので、「私の娘2人が、映画を撮っているなんて素晴らしい!」と喜んでいて、「家族みんなで絶対に見に行くよ。」と言われました。「もう編集してるの?」「誰がするの?」「いつ、公開するの?」などなど、聞かれ、私よりも映画の公開を楽しみにしているみたいでよかったです(笑)。

Mizukiのアメリカ高校留学・体験談8ヶ月目

バレンタインデーのためにりこちゃんの家で、クッキング

この2ヶ月、もしかしたら一生?!で一番のいい思い出は、なんといってもスプリング・ブレイクの1週間のメキシコ旅行です。クリスマスの朝、プレゼントを開け終わって、幸せいっぱいのはずのホストファミリーがなんだかソワソワ緊張していました。「なんだろう、まあ、なんでもいっか。プレゼントたくさんもらったし」と思っていたら、ホストマザーが切り出しました。“We are going to Mexico!!” 一瞬意味が理解できず、首を傾げると、「これは私の日本の家族とホストファミリーからのクリスマスプレゼントなんだ」そして、ホストファミリーは毎年、メキシコに旅行で行っていて、その習慣を私にも経験してほしかったからと説明されました。
Mizukiのアメリカ高校留学・体験談8ヶ月目

International Women’s Day、ホストファザーからのプレゼント

私たちが行ったのは、Cancunという観光地で、1週間マヤ文明のピラミッドを見に行ったり、ビーチに行ったり、ホテルのプールで遊んだりと、毎日盛りだくさんで楽しみました。スペイン語が全く分からない私は、ホストシスター(7歳)に通訳を頼んで、2人、メキシコ人の友達を作りました(笑)。「プールで遊ぶのに言葉の壁は必要ない!」と言いたいところですが、正直、壁だらけでした。とりあえず、“Hola!”とあいさつをして、それ以外は、ずっと通訳してもらっていました。やっぱり、2か国語を話せると便利だなと改めて感じました。空港に向かう前、最後にビーチにもう1回行こうとなって、朝早くから起きて遊びに行きました。ホストシスターと2人で砂で穴をひたすら深く掘っているとホストファザーがやってきて、「Mizuki、ずっと掘り続けたら、家に帰れるよ。両親にあいさつしなきゃね」とジョークを言いながらひたすら私たちの写真を撮っていて面白かったです。この旅行で200枚くらいの写真を撮り、ホストファミリーといい思い出を共有できて、さらに距離が縮まった気がして、嬉しかったです。帰国しなければいけない、別れを告げなければいけない、そんなことを忘れて、本当の家族のように過ごせた1週間でした。
Mizukiのアメリカ高校留学・体験談8ヶ月目

素晴らしくきれいな場所でした!

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船の上で、シスターと、Pink Panther

Mizukiのアメリカ高校留学・体験談8ヶ月目

Mizukiのアメリカ高校留学・体験談8ヶ月目

楽しいChemistryの時間(笑)

学校が終わるまであと、○週!と、みんなが2か月半の夏休みに向けてカウントダウンを始めだしたこの頃、夏にはもうここにはいないという事実が急に現実的になってきました。1日1日が短く感じてきた最近、なにか楽しいこと、心に残ることがしたい!あと少しで帰らなければいけないということに焦りのようなものを感じています。このレポートの最初にも話したように、複雑な気持ちです。それでも、毎日、夜に日記をつけていて、今日は楽しかったな、こんなことができたなと、振り返っているとき幸せな気持ちになります。留学生活のなかで、毎日、だらけることなく、なにかしら努力して挑戦し続けることの意味が分かったような気がします。

次回は、5月!帰国直前です。本当の本当のラストスパート、後悔のない毎日を目指して、今日も頑張ります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。また、よろしくお願いします。

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