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Mizukiのテキサス州-アメリカへの高校生-留学-体験談 3ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Mizukiのテキサス州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 3ヶ月目

 

   こんにちは。お久しぶりです! Mizukiです。前にこのレポートを書いたのが二か月前のDCでのオリエンテーションのときだったなんて…時間がたつのがすごく早く感じた二か月間でした。今、この過去二か月間を振り返ると、学校生活も私生活もかなり濃かったなと思います(笑)。


まず、初めに私生活…というか、ホストファミリーとの生活についてお話します。前回レポートを書いたときは、まだ新しい家に移動してから一週間ほどでした。10月のはじめの方にLCからいきなり「大事な話があるから、今日の夜に家に行く。」という連絡が来ました。その夜、LCから、FLAGからのホストファミリーとのコミュニケーションについての宿題が出されました。内容は毎日、「ホストファミリーと彼らの文化と自分の文化についてのカンバセーションを始める」「感謝の気持ちを伝える」「日本語でのコミュニケーションを制限する」などなど。かなり人見知りの激しい私は、ファミリーとの会話を自分ではかなり頑張ってしてきたと思っていました。なので、「なんで自分が無理をして頑張っているということがホストファミリーに伝わらないのだろう。」「これから少しずつ慣れていこうと思ったのに…。」と、ただただ落ち込みました。とても腹が立って、LCやホストファミリーに認められるくらいにこの宿題を完璧にこなそうと考えました。毎日、車での送り迎えのときに “I have a question.” や、なにかを見つけては “In Japan…” とはじめてみたり。いろんなことを試してみました。私のファミリーはアメリカの出身ではないので、質問することがたくさんありました。ある日、「スペイン語でほかの国の人とも会話ができるのか。」と聞いてみました。ホストマザーは、「できるよ。でも、国によって同じ単語でも違うことを意味することがあるから、気をつけなきゃいけない。」と答えてくれました。日本語は、ほかの国では話されない言語なので、スペイン語のそういうところがとても興味深いなと感じました。一か月間の宿題で、一日に何回もカンバセーションを始めることができるようになりました。むこうも嬉しそうに答えてくれるし、静かなところで自分から声を発することに慣れました。 “Mizuki, thanks for asking questions!” と言われ、すごく嬉しかったです。最初は本当に、相手を見返してやろうという、どす黒い考えでひたすら頑張っていましたが、最後の一枚をLCに提出すると、何日かあとに “I wanted to let you know that you did a very good job with your tracking(←宿題のこと)!!” とメッセージがきました。やってよかったなとすごく思います。


Mizukiのアメリカ高校留学・体験談 3ヶ月目

私の学校。もう、迷いません!

Mizukiのアメリカ高校留学・体験談 3ヶ月目

みんな、いい人Trumpetsss!!!

続いては、学校のことについて。学校というか、バンドですね。シーズンもかなり佳境でcompetitionも始まるなど、月曜から木曜まで毎日、一時間半から多い時で三時間半の外でのrehearsalと毎日の授業中の一時間半の練習(210のテンポで後ろ向きにマーチングさせられました(笑))に加えて、金曜日は夜遅くまでfootballの試合に行き、土曜日もcompetitionで家に帰れるのは早くても11時過ぎくらい。日本にいたとき、週4の部活もろくに行っていなかった私にとってはただの地獄でした(笑)。さぼりたくても、日々の出席がバンドの成績に入るし、まずもって家に帰る手段がなく仕方なく毎回練習に行っていました。一度、本気でやめようと思って、ホストファミリーに相談して、スクールカウンセラーとも時間割について話し合いました。その時は、ちょうど例の宿題が出されたあたりで心も弱っていて、マーチングを続けるのは不可能かなぁと、真剣に思っていました。ここで、同じ学校、同じバンドで同じスクールバスのりこちゃんに「マーチングを辞めようと思って、今いろんな人に相談しているんだ。」ということを話しました。そこから、話が広がっていき、私のいるトランペットパートでかなりシリアスなパート会議が開かれてしまいました(笑)。トランペットの人たちは、たまに試合の帰りのバスで夜10時過ぎに騒いでいてうっとうしい時もありますが、本当に超がいくつ付いても足りないくらい、みんないい人で、パート会議はもちろん私抜きだったので、何を話したのかはわからないですが、その会議の後、私を見て、 “DON’T QUIT” と言ってくれたり、笑顔で会うたびに手を振ってくれたり、毎回ご飯の時にこっちにおいでと言ってくれたりして、「ここで辞めたら申し訳ない。」「この人たちと一緒にいたい。」と思うようになりました。そして、ついにマーチングバンドのシーズンも11月のはじめに終わりました。最後の試合で、パートのみんなにこれまでの感謝の気持ちを込めて、折り紙の鶴と、抹茶のキットカットを全員(2nd six weekをパスした人たち)に配りました。来年は、マーチングバンドのシーズンが本格的に始まる前に日本に帰るので、トランペットでマーチングをするのは人生で最後になりました。私のあげた鶴をとても褒めてくれて、大切にしてくれていました。中には、感動して泣いている子もいて、本当にこの人たちと出会えて、シーズンを辞めずに続けられてよかったと心から思いました。決して楽しくはなかったですが、苦しいなかを耐え抜いた自分に自信が持てるようになりました。結果的にリハーサルは皆勤賞でした(笑)。


Mizukiのアメリカ高校留学・体験談 3ヶ月目

誕生日!

Mizukiのアメリカ高校留学・体験談 3ヶ月目

Twin Alien(笑) バンドのハロウィーンパーティーにて。

テキサスの気候は本当にクレイジーで、「あれ? 昨日まで30℃近くあったのに今日の最高気温は8℃だ。」ということが、頻繁にあって、体調管理がかなり大変です…。まさか、10月半ばの自分の誕生日の日にみぞれが降って、最高気温が10℃を下回るなんて思ってもいませんでした(笑)。印象的な日になりました…。寒い寒いと言っていたら、filmmakingの先生に、「テキサスではそういう時になんて言われるか知ってる? 『待て。あと2、3日もすれば暖かくなるよ。』Haha!」と言われました。すごい寒いのに陽気だなと思いました(笑)。テキサス州は日本の国土の、約二倍らしいです。納得の人の大らかさとクレイジーさに日々助けられて毎日頑張っています。


Mizukiのアメリカ高校留学・体験談 3ヶ月目

バンドのcompetitionにて。マーチングバンドのユニフォームは好きでした。

Mizukiのアメリカ高校留学・体験談 3ヶ月目

Thanksgiving!!

昨日はThanksgivingでした。Turkey、マッシュポテト、ハム…すべてホストマザーの手料理で、食べ疲れて、休憩してまた、食べるというなんともゆったりとした雰囲気でアメリカを感じました。Thanksgivingは木曜日だけなのに、月曜から金曜まで一週間学校がお休みで、軽くショックを受けましたが、郷に入っては郷に従えということで、変に色々心配せずに、休みを楽しみました。


次にこのレポートを書くときは、もう2019です!平成も終わりそうですね。時の流れの早さに抵抗して実のある生活を送ろうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!また、二か月後もよろしくお願いします!


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