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Mikitoのサウスカロライナ州-アメリカへの高校生-留学-体験談10ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Mikitoのサウスカロライナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 10ヶ月目

 

Mikitoのアメリカ高校留学・体験談 10ヶ月目
   こんにちは、みきとです。アメリカからのレポートもついに今回で最後となりました。つい数日前までは“帰国までまだ時間がある”と感じていて一種の余裕がありましたが、5月も終わりが近づいてきて“本当にもうすぐ帰国だ”という実感が強くなりました。誰かに会うと毎回「いつ帰るの?」「今どんな気持ち?」「アメリカはどうだった?」「まだ帰らないで!!」と声をかけてくれます。この留学プログラムを通して出会った人達との繋がりの大切さを、改めて感じさせられています。
英語のクラスの友達と遊園地に行きました。絶叫マシンがたくさんあったのですが、ほとんど制覇してきました。朝から晩まで本当に楽しかったです。そして、偶然にも途中で同じ留学生のみちかさんに会いました。世界は狭いですね、すごく驚きました。

学校
   どうやら州や学校によって違いがあるみたいですが、僕の通っている学校は6月4日が最後の登校日です。とは言っても卒業する最上級生は5月22日が最終日ですし、ほとんどのクラスは授業を終えて特に何もせずにただ時間を潰すだけです。ちらほらズル休みをする生徒も見られますが、先生達にとっても驚いたり注意したりするようなことではないようです。伝染病や公欠以外の理由で休める日数が決まっているのですが、その日数を有給の如く消化していく友達には清々しさすら感じます。
また、最近は楽しいイベントもたくさんありました。5月4日は世界的にも「スターウォーズの日」として知られています。それにあやかり、1つの教室で1日中スターウォーズシリーズの映画を流すイベントがありました。休み時間はもちろん、先生が許可を出しさえすれば授業中も見に行けました。むしろ生徒ではなく先生が授業をせずにスターウォーズを見に行くケースもあったようで、みんなが楽しめたイベントだったと思います。僕も同映画の人気キャラクター、BB-8のTシャツを着て行ったりしてすごく盛り上がりました。興奮し過ぎて、ふと自分もForce(フォース:映画に出てくる超能力)が使えるんじゃないかとも思い、何度か試みましたが、なにも起こりませんでした。(あまねさんのレポートも合わせてお読みください。)
他にも有志の生徒達が集まって、ロックバンドやフォークソングなど様々なジャンルの演奏を披露するイベントがありました。僕はバンドの友達とジャズバンドとして参加しました。一緒に練習する時間がほとんど作れず、ほぼぶっつけ本番の状態で挑みましたが、それぞれのアドリブが上手く決まったりして、なんとかお客さんに楽しんでもらえたと思います。授業中の時間にも関わらず、たくさんの生徒や先生が見にきてくれていたのには驚きました。
Mikitoのアメリカ高校留学・体験談 10ヶ月目

イースターはホストファミリーとお祝いしました。カラフルな昼食や、たくさんのチョコレートなど、見ても食べても美味しいイベントでした。


プロム
   4月の中頃にプロムと呼ばれるダンスパーティーがありました。上級生のみ(例外あり)が行ける学校主催の一大イベントです。僕は同じ楽器を吹いていて仲良くなった子にパートナーになってもらい、マーチングバンドの友達とグループとして行きました。最初に公園で集まってたくさんの写真を撮り、僕たち専用のバスで移動、ちょっぴり高級なレストランで夕飯を食べました。そして最後にプロムの会場に向かいました。会場では本職のDJの方が音楽を流し続け、本格的な照明の中、部屋から溢れんばかりの生徒達が踊り狂っていました。ほとんどが同じ学校の生徒なので、踊っている最中にも別のグループの友達と出くわして談笑する、といったことが何回もあって面白かったです。日本ではなかなかない経験ができてとても楽しかったです。
Mikitoのアメリカ高校留学・体験談 10ヶ月目
一般的にはプロムが終わった後、友達の家やボウリング場などの遊戯施設に行って夜更かしをする生徒が多いようです。ただ、僕は今回だいぶ疲れてしまい、翌日に控えていた大事なイベントのためにも家に直帰しました。
僕のパートナーになってくれたのはOを持った青のドレスの子です。わからない事だらけで緊張していましたが、友達みんなが手伝ってくれて、最終的にはとても楽しく過ごせたので良かったです。

ウォルト・ディズニー・ワールド
   その大事なイベントというのが、2回目のディズニーへの旅行です!前回は留学生のみんなと行きましたが、今回はマーチングバンドとしての旅行でした。残念ながらそれぞれの予定の都合でたくさんの友達が一緒に来ることができませんでしたが、僕はプロムに行ったメンバーの一部と楽しく過ごすことができました。前回は諦めてしまったアトラクションやショーも体験でき、比較的空いていたパークをゆっくりじっくり楽しめました。本当に幸せです。何より嬉しかったのがパークでのパフォーマンス!ディズニーパークで自分がパフォーマンスをするという小さい頃からの夢が叶いました。僕達がマーチングをしている時間だけピンポイントで暴風雨になるというフロリダの洗礼を受けましたが、それも良い思い出です。大好きな場所で、大好きな仲間と、大好きな曲を演奏して、沢山の人の歓声を受けて…。音楽をやっていて本当に良かった、これからも一生続けたい、と思いました。
本当に幸せな旅行だったのですが、ひとつだけ大変だったことがありました。パークを楽しんでいる途中で僕が体調を崩してしまい、たくさんの方々のお世話になってしまったことです。熱中症対策に水分補給をこまめにしたりと注意はしていたのですが、結局こういったことになってしまって反省してもしきれません。しかも体調を崩した要因の1つが「ジェットコースターの乗り過ぎ」というとてつもなく馬鹿馬鹿しいもので、本当に情けないです。一緒にいた友達をはじめ、同行していた友達のご両親、先生方、パークのスタッフの方々、診察してくれた方々、ホストファミリー、アメリカの留学団体、日本の留学団体、そして日本にいる両親…と、数え切れないほどの方々に心配・迷惑をかけてしまいました。二度と次がないように、健康には本当に気をつけたいと思います。
Mikitoのアメリカ高校留学・体験談 10ヶ月目

たくさんのジェットコースターに乗れたので、その度に面白い写真を撮る挑戦をしていました。この写真はめちゃくちゃ楽しんでる僕とめちゃくちゃ冷めてる友達のギャップを楽しむパターンです。笑ってください。



ボーイスカウト
   ボーイスカウトでは、ようやく最初のランクに到達することができました。本来は2ヶ月程でパパッと到達できるのですが、僕は色々と段階を飛ばして活動させてもらっていたので、最終的にこんなに時間がかかってしまいました。ランクを取得するのに必須な活動をこなしていく中で、ボーイスカウトの目的や立ち位置といったものを少しでも理解できた気がします。

   そういった活動の一環で、下級生のメンバーと一緒に軽いマラソンをする機会がありました。他の上級生と一緒に、どちらかというと教える側というか、見守ってあげる側のような立場で並走をしていました。最初はたくさんいる下級生の真ん中あたりで走っていたのですが、少しずつペースを落とす子が増えてきたため、僕は先を走っている子達に追いつくことにしました。ところが、一向に追いつけませんでした。そこそこ距離は離れていたのですが、それでも相手は10歳前後です。意地になってかなり頑張って走りましたが、結局先頭に追いつくことはありませんでした。相当なショックでした。確かに僕は運動が得意なタイプではないですし、アメリカに来てから歩く距離も激減しましたが、16歳になった僕と比べて相手は10歳です。その後、心の傷をバネに定期的にランニングをする決意をして三日坊主に終わったのは、言うまでもありません。
他にも、最後のキャンプでは友達からサプライズをしてもらいました。朝礼でアメリカの国旗と共に日本の国旗を掲揚してくれたのです。国旗や国歌など、国への忠誠心や愛国心を大切にするアメリカ、特にボーイスカウトの人達にとって、これはとても大きな事です。沢山の楽しい時間を過ごさせてもらって感謝しているのはもちろんですが、僕をきっかけにして少しでも「日本」という国に興味を持ってもらえたなら、それ以上嬉しいことはありません。

Mikitoのアメリカ高校留学・体験談 10ヶ月目

日本の国旗を掲揚してくれた時の写真です。日本国旗はこの後お土産としていただきました。


バンド
   バンドとしての活動もいよいよ大詰めになってきました。州全体のコンサートへの参加や、学校内でのスプリングコンサートなど、あっという間に過ぎていきました。演奏中にちょっとしたハプニングがあったりしたのも、良い思い出です。

そしてマーチングバンドの1年を締めくくるものとして、表彰式のようなものがありました。パートリーダーなどの役職を果たした生徒や、先生方から認められた生徒がトロフィーをもらいました。ありがたいことに、僕も2つのトロフィーを頂けました。何も知らなかったマーチングの世界に、最初こそ戸惑っていたものの、人との繋がりを広げながらずっと頑張ってきたので、こういう形でみんなに認めてもらえて本当に良かったです。

放課後には来年度のマーチングの練習がすでに始まっています。僕も先生や指揮者の生徒などを中心に、できる範囲でお手伝いをしています。なんと来年度に披露する曲に、僕の大好きなディズニーの要素が大きく入っていました。なのでみんなが「来年度来ればよかったのに!」「州大会だけでも参加しに戻って来て!」「というかもう一年いて!」と言ってくれます。正直寂しくなるからあんまり言わないでほしいです。
Mikitoのアメリカ高校留学・体験談 10ヶ月目

左が選抜バンドに選ばれたことを表彰する音楽面のトロフィーで、右が優れたマーチングをした新人を表彰する動きの面でのトロフィーです。持ち帰ってずっと大切にしたいと思います。


最後に
   ホストファミリーと過ごす時間も本当に楽しいです。いちご狩りに行ったり、リブの食べ放題に行ったり、シーフードのお祭りに行ったり…(食べ物ばっかり…)。しかしもう別れる準備をしなければなりません。最近はもっぱら“どうやって荷物を持って帰るか”が話題に上がります。11月終盤からと、本来より短めのホームステイでしたが、本当に良くしてもらいました。いろんなことを教えてもらったし、いろんなことで一緒に笑いました。もう2週間で一緒に生活するこの日常がなくなるとはとても信じられません。残りの時間も一緒に笑ったり、映画を見たり、美味しいものを食べたりして、楽しく過ごしたいです。そして、心からの感謝を伝えられれば良いなと思います。
Mikitoのアメリカ高校留学・体験談 10ヶ月目

庭仕事も大分進んできました。この写真と前回の写真、似ているように見えますが、結構変わっているんですよ?


一方で…やっぱり帰るのが待ち遠しいのも事実です!!早く日本にいる家族、友達、先生方に会いたいです!!あと2週間で会えます!!本当に楽しみです!!留学したこの1年は本当に幸せな年になりました。次の1年も幸せな年に、いや、もっと幸せな年にしてみせます。
長くなってしまいましたが、これで10ヶ月目のレポートを終わらせて頂きます。これまでのレポートも含めて、ここまで読んでくれた皆さん、ありがとうございました!


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