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Kanataのテキサス州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 6ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Kanataのテキサス州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 6ヶ月目

 

   こんにちは、留学生活6ヶ月目のKanataです。
今回は前回触れられなかったクリスマスからお伝えしていきたいと思います(今回ももう3月だという事実には目を背けていきます…)。読みにくい点もあると思いますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

Christmas

Kanataのテキサス州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 6ヶ月目Christmasのイルミネーションがされている街中   New Braunfelsに移ってから1週間。私は新しい家族とクリスマスを迎えることとなりました。クリスマスまでの1週間の間に、イルミネーションを観に町に連れて行ってもらったり、ダブルプレイスメントのMaryとクリスマスプレゼントを買いに行ったりとクリスマスに向けた準備期間で私はホストファミリーとの関係を一気に深めることができました。そして、来たるクリスマス当日いつも朝は決して早いとは言えないホストマザーのJenから下に下りてくるように呼ばれました。朝から何をするんだろうと思って下りてみるとみんなでプレゼントの開封会をやるということでした。みんながリビングに集まったところで、一人1個ずつ開けていきました。ホストブラザーからテトリスをもらったり、Tシャツをもらったり、ふりかけを貰ったりしました。小1時間ほど開封会をやったあと、私たちは各々部屋に戻りました。特にこれといってやることのなかった私は自分の部屋でテトリスをしていました。クリスマス当日こそあっさりしていたものの準備の期間の力の込めようは日本と比べ物にならなくて面白かったです。

New Year

   クリスマスからこれといって大きな出来事もなく迎えた年の瀬。日本では、クリスマスが終わってすぐに、年末ムードとなりますが、アメリカではクリスマスが終わってもなおクリスマスの雰囲気が残っており、12月31日になっても「あ、もう2020年終わりか」くらいの感覚です(年末年始特番も全然見てない)。その日は夕食にMaryが作った母国料理をいただいた後、みんなで花火をしました。スマホの連写機能を用いて花火で文字を作ろうと試みましたが、全員の花火のつくタイミングがバラバラ過ぎて未遂に終わりました(笑)。花火の時間の終わりのほうにホストブラザーがいきなり投げたときに全く気付いていなかった私のリアクションに味を占めたらしく、何度も爆竹を投げられたのはちょっとしたトラウマと化しました…(突然の大きな音が苦手なのです)。花火の後は皆でカウントダウンをしながら年越しをしました。年越ししてすぐに全員で絵の伝言ゲームを2時くらいまでしてから寝たので、元日は皆12時過ぎても起きてこない寝正月と化してました。(私は8時くらいに起きたはいいけどもいつも通りコーンフレークを朝食にとるという全く元日とは思えない1日になってました。)クリスマスに力が入る分、年末年始はあっさりなアメリカ文化は日本とほぼ正反対で貴重な体験となりました。

New School

   新年早々私は2学期を迎えることとなりました。具体的には1月4日にJenがフランス語教師を務める学校の始業日、翌1月5日に私が通う学校であるCanyon High Schoolの始業となる予定でした。1月4日は授業体験ということでJenが授業の間、私とMaryは色々なクラスをまわっていました。放課後Jenに「学校はどうだった?」と聞かれたので「楽しかった。」と答えたところ、翌1月5日もJenの学校に連れていかれました。てっきりCanyon High Schoolに行くと思っていた私はびっくりして「Canyonに行かないの?」と尋ねたところ「ここに通うんだよ。」といわれて軽く混乱しました。そこで話を聞いてみるとこちらでも留学生を受け入れられること、昨日私が「楽しかった」と言ったことで、通う学校が変わったんだそうです。ということがあり私はDavenport High Schoolに通うこととなりました。
ここで少しDavenport High Schoolについて少し話したいと思います。Davenport High Schoolは全校生徒が500人ほどの中規模な学校で開校はなんと2020年の8月。つまり、まだ開校から1年たっていないわけです。そのため、生徒の大半は9thで学校には1人も12thの生徒がいません。11thの生徒もほとんどいないので10thである私にとって周りの生徒は大体同級生か下級生という特殊な状況と化しました(その影響か友達はみんな9th)。それでも、アメリカの高校は先輩後輩の関係が全くと言っていいほどないのであまり気にしてはいません。おそらく、英語に敬語などがあまりないのが影響しているのではないかというのが私なりの考えです。
私は時間割の設定等の影響で1月11日から本格的に授業に参加することとなりました。いままで、ずっとリモートワークだった私にとって初めての対面授業となるのでワクワクが止まりませんでした。

Study on campus

   1月11日から私は対面授業に本格的に参加しました。前の学校が合計8クラスあったのに対し、Davenportは7クラスなので、時間割を組み替えて以下のようになりました。

1st period

English

2nd period

Geometry Pre-AP

3rd period

PBMF(businessクラスみたいなものです)

4th period

Piano

5th period

Shop(技術みたいなもの)

6th period

Chemistry Pre-AP

7th period

World History

KoreanやSportsなどを取らなくなった代わりにPianoを取ることとなりました。そもそも、こちらではPianoのクラスがあることに驚きました。小3以来にピアノをさわることになったので、うまく弾けるか怪しいところでしたが意外と感覚が戻ってきて、何とかついていけています(笑)。他の教科はAustinでやって来た時と変わらないため、授業の入りに苦労するということはありませんでした。
それでも、対面授業になったことでクラスメートと話し合いをしたり、相談したりということが必然となってきたので、「どのように伝えたいことを伝えようか」「相手は私にどうしてほしいのか」を汲み取る能力が今まで以上に必要となってきました。最初の方こそは「どうやって打ち解けていこうか」と考えることが多かったのですが、分からないところはできる限り聞いたり、逆に聞かれたら必ず答えたりという基本的なことを徹底していくことで、自分の立ち位置を見つけています。決して楽とは言えませんが、日本の授業のように「私語厳禁」「スマホの使用禁止」といったキチッとした感じというよりかは「暇なときはスマホさわって良し」「飲食自由」といった自由な感じが楽しくも感じます。

Club activity

   授業が対面授業となったことで、私としては念願のクラブ活動に参加できることとなりました。日本でテニスをやっていた私は迷うことなくテニス部に入りました。テニス部の活動は秋と春(1月〜4月)のみで、入部テストはなし。秋には学校史上初のplay offに出場したクラブです。
私は部活が始まって2週間後という微妙な時期に入ったため、JVからのスタートとなりました。(ちなみにクラブにはVarsityとJVに分かれており簡潔に言ってしまうと1軍、2軍といった感じです。)男子は日本と変わらず、パワープレーを得意とするプレイヤーが多い印象ですが、体が強いからかフォームが少し崩れていてもしっかり速い球で返ってくるのには驚きました。JVは日本の部活と違って一にテニス自体を楽しみ、二にテニスの基礎を習得していくというスタイルをとっているため、伸び伸びとプレーすることが出来ています。アメリカではJVの試合が週に1回ほどあるので、2月17日の試合にシングルスで参加することとなりました。

Snow and storm

Kanataのテキサス州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 6ヶ月目雪で覆われる道路   2月14日のバレンタインデー。テキサスは冬の嵐の影響でとてつもない寒波に襲われ、New Braunfelsの町一面に雪が降り積もりました。翌2月15日のJenの誕生日に備えながら、Maryの提案でプレゼントやケーキを準備していました。2月15日になった瞬間にJenの寝室にお邪魔して、プレゼントやケーキを渡しました。その後写真を撮ったのですが、何故だか私だけ入れてもらえないという事件が発生しましたが(ちょっとだけ「へ?」とは思っている(笑))無事に誕生日をお祝いできました。しかし、翌2月16日には大雪の影響で停電が起こり、その週の学校は当然休校となりました。その結果楽しみにしていた試合も当然中止となりました。想定外の事態にちょっと驚きましたが、翌週の試合には出られるとのことで一安心しました。

Tennis game

Kanataのテキサス州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 6ヶ月目テニスの試合でもらったメダル   2月24、私はSan Marcos River Classicという試合に参加することとなりました。この試合はアメリカに来て初めての試合でかつ、人生で初めてのMix Doublesとなりました(男子校に通っていたので、男子としか組んだことなかったのです…)。Mix Doublesは出場者が少ない影響で、総当たり戦となり、1位は勝ち数、2位以降は獲得game数で決まるという少し変わったルールでした。私自身は4試合行い、3勝1敗でしたが、1勝3敗のペアにgame数で負け、3位となりました。変わったルールにまんまとやられて2位を逃したのは少々悔しかったですが、今まで、大会でメダルを貰うことが一度もなかった私にとって、初めてメダルを貰うことが出来たのは非常に嬉しかったです。
また、3月2日には別の大会に参加しまたもや、Mix Doublesで参加することとなりました。 
結果はConsolation Champion(敗者トーナメント優勝)という結果となりました。1回戦で負けたのですから、落ち込みはしましたが、周りのクラブメートがほめてくれたことで、嬉しくなりました(ほんとに単純ですね、、、)。

今回はここまでにしたいと思います。なんとか3月の最初までは書けて、私は少し安心しています。次回の分は今回ほど淡泊にならないよう心掛けてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
ご精読ありがとうございました。

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