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Izumiのニューメキシコ州-アメリカへの高校生-留学-体験談8ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Izumiのニューメキシコ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 8ヶ月目

 

   「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」という言葉がありますが、まさにその通りで2017 年もあっという間に3ヵ月が過ぎました。3月は、歌とバンドのフェスティバル、春休み、ママの仕事のAnnual meetingのお手伝いと 少しバタバタしていました。

Izumiのアメリカ高校留学・体験談 8ヶ月目

今回はそのAnnual meetingについて少し書きたいと思います。私のホストマザーは Home association manager という Home ownersやその地域の環境を 管理する仕事をしていています。Annual meeting とは、1年間の総まとめの会議のようなものでこれから1年の予定について話したり、役員決めをしたり、その地域の問題について話 し合ったりします。ママは8つの地域を管理していて、3月はそのうちの3つの地域のAnnual meetingについていきました。私はミーティングのセッティングやミーティングに来た人の名前をチェックしたり、資料を配ったり、後片付けなどをしました。ママに「Izumi がいてくれてとても助かったわ!」と言ってもらえてすごく嬉しかったです。どのミーティングも たくさんの方々とお話しする機会があり、日本のことについてや留学のことを話しました。 その中で特に印象深かった話が、ある年配の女性の方と話した「日本人がついやってしまうことについて」です。あまり自覚はなかったのですが、その女性と話しているとき、私はすごくぺこぺこしていたようで、「私が日本にいったとき、あなたみたいにぺこぺこする日本人 がたくさんいたわ」と話して下さいました。考えてみればアメリカ人はあまりお辞儀や会 釈などはあまりしません。でも日本人は、お辞儀や会釈を特に社会生活での場面、先輩や先生、上司などに話すときは、そうでないときと比べてよく行います。また、私が学校の友達の家に遊びにいったとき、その子のお母さんがいて、その時も無自覚にぺこぺこしていた ら、その様子をみた友達が「ママ見て!日本人って本当に礼儀正しいでしょ?」とその子の お母さんに話していました。このようにアメリカにはお辞儀の文化があまりない分、日本人 は礼儀正しいと思われるようです。このミーティングを通して、たくさんの社会人の方々と お話しすることが出来て、とても良い経験をすることが出来ました。

Izumiのアメリカ高校留学・体験談 8ヶ月目

★3月20日〜3月23日  Disney Land
春休み中に CaliforniaのDisney Landに行って、ディズニーランドのパレードでMarching を披露しました。これはBandのクラスを取っている生徒を対象に自由参加だったので、 Marchingの経験が一切ない私でも参加できました。もちろん参加費は必要で、行くかどうか迷ったのですが「アメリカのディズニーランドのパレードでMarchingを披露出来るなんて、この機会を逃したら一生出来ない」と思ったので、行くことに決めました。ですが、Marching経験が一切ないので、もう基本的なところからわからず、とまどいましたが、パートリーダーが優しく丁寧に教えてくれたので、なんとかついていくことが出来ました。

Izumiのアメリカ高校留学・体験談 8ヶ月目

そして、迎えた初日、私達はバスを使ってNew Mexico州からCalifornia州まで14時間かけて行きました。友達と喋ったり、景色を楽しんだりしていたのでそこまで苦ではありません でした。2日目はディズニーランドでたくさん遊んできました。色んなアトラクションに 乗ったり、写真をとったり、パレードを見たり、あっという間に1日が過ぎてしまいました。3日目はこの旅行のメインであるMarchingを披露しました。ディズニーランドの端から 端までMarchingをしたのですが、結構長い距離で気温もなかなか高く、そしてMarchingの スーツがとても分厚かったので、Marching初心者の私にとって、正直本当にキツかったで す。終盤はほぼ記憶がないです。でもなんとかやりきり、とても満足しました。4日目は初 日と同様、バスで移動し、学校に着いたときにはもう0時を回っていて、ヘトヘトでした。なかなか大変でしたが、一生忘れることの出来ない思い出を作ることが出来ました。

最後に私がすごく反省した体験について書きたいと思います。3月16日に Choir festivalと いう合唱祭のようなものがあり、ニューメキシコ州立大学まで、Concert choirを取っている 生徒全員で歌いにいきました。このクラスには日本のゲームが大好きな男の子がいて、いつ も楽しそうにその話をしてくれます。日本のことに興味を持ってくれているということは留 学生の私達にとって本当に嬉しいことであり、とてもありがたいことです。残念なことに私 はそのゲームのことをよく知らず、その男の子のマシンガントークについていけないことが しばしばあり、正直少ししんどいなと感じていました。そのことが態度に出ており、それを心配してくれた同じクラスの女の子達が「大丈夫?」と声をかけてくれて、何度か助けても らいました。この時は本当に何もその男の子の気持ちを全く考えておらず、女の子達に助け てもらって少しほっとしていました。こんな状態が長く続き、迎えた音楽祭。その男の子は いつも通り私のところへ来て、いつものようにゲームの話をして、そしてそれを見た女の子 達がいつものように助けてくれるということが数時間に3回も起こりました。もう女の子達もカンカンで私の周りに集まって、「彼からIzumiを守るの!!」といって、私をその男の子か ら遠ざけるように囲み始めました。もう何が起こっているのか私もよくわかりませんでした。それを見かねたあるSeniorの男の子が私達のところに来て、「何が起こっているのか説明して」と言いました。そして女の子達が「その男の子と喋っているときのIzumiは本当 にしんどそうだし、彼はそのことに気付いてない!」と説明しました。Seniorの男の子は私 に「Izumiは彼と喋っていてしんどいの?」と聞きました。私は思わず黙り込んでしまいま した。確かにしんどくないといえば嘘になるし、その男の子にも悪いし、かといってしんどくないといえば、こんなに助けてくれた女の子たちに申し訳ないし、すぐに答えることはとても難しかったです。そしてある女の子がそのSeniorの男の子に「もちろんIzumiはしんどいに決まってるよ!」と答えました。そしてSeniorの男の子は少し食い気味にその女の子に 向かって、「僕はIzumiに聞いているんだ!」といいました。私は「時々彼と喋るときはしんどい。でも私は大丈夫。気にしないよ。」と答えました。続けて彼は「ほらIzumiもこう いってるじゃないか。もし君達(女の子達)がこんなことを続けるのなら、僕は親友である君 でも許さないよ」と言いました。恥ずかしながら、この時に自分がしていたことがいかに ひどいことだったか気付かされました。もし私が態度にだしていなければ、その男の子にも 女の子達にも嫌な思いをさせることはなかったんだと自分のとっていた行動にすごく反省し ました。今は態度を改めて、その男の子が話している内容をなんとか理解しようと心がけて います。またこんなことが起こらないよう、そして自分中心ではなく、もっと相手のことを考えられるように注意していきたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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