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Hinataのニューメキシコ州-アメリカへの高校生-留学-体験談10ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Hinataのニューメキシコ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 10ヶ月目

 

帰国まであとちょうど1週間となってしまいました。来た頃はまだまだ10ヶ月もあるな〜と思っていたのに、年が明けた後、そして100日を切ったあたりから一気に時の流れが早く感じ、気づいたらあとたったの7日間になっていて驚きでいっぱいです。いつもはレポートを1ヶ月前から書き始めていた(なのに期限を過ぎる)のに今回は2日前に気がついて最後のレポートすらまともに書けずに申し訳ないです。また、前回書き始めたら止まらなくなりとても多くなってしまったこと、気持ちだけが過熱して言葉遣いが最の低だったこと反省してます、すみません。それなのにBIEE通信の方でも取り上げていただいて、なんだか申し訳ない気持ちになってしまいました・・・。

Hinataのアメリカ高校留学・体験談10ヶ月目
8月に始まった学校も5月22日で終わりました。最後の3日間はfinal examだったので、授業はその1週間前に終わりました。今回は1学期の試験と異なり、ぺーパーテストではなくパワーポイントでの発表が試験代わりだったりする科目もありました。日本語でも人前で話すと頭が真っ白になってしまうタイプなので、本番は緊張で授業前から胃痛が凄かったです。しかし、まあなんだかんだ乗り切りました。パワーポイント作成だけでも私的に大変ですが、試験がなく最終日までにテーマについてパワポでもエッセイでも好きな方法で書き上げるという課題もあったりして最後の方はとても忙しかったです。とは言っても、前々から言われていたのに私の悪い癖で課題を溜めに溜めていたのが完全に原因なので、ちゃんと予定を組んでやれる交換留学生なら最終試験だとしてもそんなに大変でないと思います。 私の学校の場合だと、カンニングペーパー(?)の持ち込み有りや、何故か先生が答えを教えてくれたり、友達同士で相談出来る試験もあり、私的に最終試験がこんなに緩くていいのかと逆にちょっぴり心配になりました。 

学校の友達と先生方へのお礼とお別れとして、私は日本の両親から送ってもらったお菓子と、5円玉で作ったキーホルダー(?)を渡しました! お菓子は悩みました。「あまり日本感が強過ぎてもウケが良くないし、だからと言って洋風もなんだかな〜」という感じだったので、金太郎飴を選びました。それが結構気に入ってくれたようでSNSに載せて「これ面白い!」と言ってくれる友達が多かったです。また5円玉はご縁とかけているのでその意味も伝えたらとても喜んでくれました! 先輩方のレポートで、最後の日は学校に来ない人もいるという事実を知ることが出来ていたので、final examの3日間で渡しました。なので渡したかった人にはしっかり全員渡すことができました、ありがとうこざいます! 

Hinataのアメリカ高校留学・体験談10ヶ月目
学校のイベントではプロムがありました。 これはホームカミングのようにドレスで着飾って踊りあかすtheアメリカなイベントです。しかし、私の周りの友達はびっくりするほどみんなそれに興味がなく、行く相手を探すところからとても大変でした。 誰に聞いても「面倒くさい」「バイトがある」「お金がない」など言われて、どうにか見つけた友達もプロムの4日前に「どうしても行けなくなった」と断られてもう辞めようかと思っていたのですが、ホストファーザーが他校の同じ教会の同年齢の子に声をかけてくれてどうにか行くことが出来ました。ちなみに行く予定だった子からは、プロム前日に「やっぱり行けることになった!」と言われましたが、予定を組んだりしていたし流石に「遅っ!」と思ってしまったり、相手も他の子を見つけていたようだったので一緒に行くのは断りました(笑)。会場では軽食などは出てこなかったのですが、サイエンスミュージアムのようなところだったのでちょっと遊べるスポットがあり、それは他の学校のプロムと一味違うなと感じました。

クラブの活動としてニューメキシコ大学のイベントに行きました。 クラブはインターナショナルクラブで今年できたばかりです。ちょうど発足時に友達から誘ってもらい一応初期メンバーとして参加しています。活動内容としては「他国のイベントを祝おう!」というスタンスですが、大体はお菓子パーティーです。 大学では世界各国の食べ物が振舞われるイベントで日本も出店していました。 日本人の在校生も見つけて忙しそうだったので声はかけられなかったのですが、私がガン見していたからか手を振ってくださいました。 アメリカの大学の中にはショッピングモールにあるようなフードコートがあったり、スターバックスがあったりいろんな発見があり面白かったです。 

友達とアメリカではもう公開されている映画「アラジン」を観に行ってきました! ディズニー映画の中でもプリンセス達の話が大好きなので公開が分かった時からずっと楽しみにしていました。結論としては「もうとにかく素敵!」の一言に尽きます。最高でした! 「アベンジャーズ」も公開してすぐにナイトショーで夜中の11時くらいから観に行きました。その前日に徹夜をしていたので、放課後お昼寝をする予定がまさかの家族に「出かけるよ!」と言われて全く休めずに観に行ったので、途中で一瞬寝てしまったのをめちゃくちゃ後悔しています…でも、3Dで観た迫力は凄まじく、途中を観ていなくてもとても感動しました!またアメリカの映画館は椅子がリクライニングシートなので最高としか言いようがありません。後輩の皆さん、留学中ぜひ一度は映画館に足を運んでみてください。 

Hinataのアメリカ高校留学・体験談10ヶ月目
家族とのイベントですが、もうすぐお別れということでパーティーを開いてくれました!一応サプライズの体だったのですが、その前からちょくちょくなにか私のためにやってくれるっぽい感じを匂わせてきていて、当日伝えられた際にやや驚きづらい状況になってしまいました。 でも家族に「あなたと出会えて本当に良かった」というようなことを言われて、思わず嬉しくて泣いてしまいました。こういう場面で泣けない人間なので自分でも自然と涙が出てきたことにびっくりしました(笑) 。ホストペアレンツの両親やいとこ(めっちゃいます)、ご近所さんまで来てくれ、またバックミュージックとして演奏しに来てくれたミュージャシャンの方からはオリジナルソングを歌ってもらい、一生忘れられないパーティーになりました! 帰国前日にも「サプライズがあるよ!」と先に告げられた宣言型のサプライズが待っているらしいので今から楽しみです! 

また、教会でもパーティーを開いてくれました。これもやっぱり、いつもは特に何も言われないのに今回だけホストマザーに「絶対来てね!」と言われ(毎回行ってます)、夜ご飯も「食べ過ぎないで」と言われ、着いてからも「シスター達は先に行っていいけどHinata はまだ車に残って!」と言われたりでめちゃくちゃバレバレのサプライズでした(笑) 。教会ではその場でみんなで写真を撮ってアルバムを作ってくれ、プレゼントもいただきました。年明けに教会の時間がお昼頃から午前中に変わり、家族が朝弱いためほとんど行ってなかったけれど最後に感謝とお別れを伝えることができて良かったです。

ちょっと話を脱線させると、私のファミリーは今回が初めてのホストだったのですが、来年度もまたホストファミリーになってくれることが決まっています。しかも日本人です!決めるにあたって、東京でのオリエンテーションで撮ったビデオレターをなぜか私も一緒に見させてもらいました。残念ながら日本からの留学生全員のを見ることができませんでしたが、半数以上の方のビデオを見させていただき、ビデオ越しに皆さんの緊張が伝わってきて、まるで一年前の自分を見ているようでした(笑) 。他国のも見させてもらったのですが、それぞれお国柄が出ていて面白かったです! アメリカに来てからファミリーに私の動画も見させてもらったのですが、元々良くない発音と緊張で正直自分でもなんて言っているのか分からないくらいだったので、緊張しているとはいえ、笑顔でそしてハキハキと話すことが出来ている皆さんはとってもすごいなと本当に感じました。まだ自分の高校交換留学生活すら終わってないのに言うのはあれですが、このビデオを撮った時の意気込みを忘れずに留学生活を送ってもらえたらなと思っています! 
Hinataのアメリカ高校留学・体験談10ヶ月目

今は荷物の整理で追われていて、部屋中が洋服やらカバンやら靴やらで溢れかえっています。1ヶ月前から徐々に始めていたのですが、ほとんどゼロと言っていいほど進んでいなかったことと、最後はやっぱりイベントも重なったり、ホストファミリーへのプレゼントを作成中なのでやることが多すぎて今すごく焦っています。 プレゼントをここで紹介するつもりでしたが、まっっったく仕上がってないので帰国後レポートで載せられたらなと思います。

Hinataのアメリカ高校留学・体験談10ヶ月目
ホストファミリーとのお別れはもちろん寂しいですが、それとともにペットの犬とのお別れもとてつもなく寂しいです。 来る前は2匹と聞かされていたのに、いざ着いたら3匹いて、そこからどんどん増えていき、犬が出産もしたので一番多い時では家に12匹いました。(人間の倍以上…) そのあと子犬は1匹を残して他の家に行ってしまい、最近また犬が増え今は全部で8匹います。私が帰る前にあともう1匹迎える予定でしたがちょっと間に合わなさそうなので残念です。日本では1匹飼っていましたが、こんなにも犬に囲まれる生活は初めてだし、産まれたての犬を育てるのも初めてで貴重な体験が出来たなと思います。 ちなみに最近増えた犬はパグ2匹で、そのうち1匹の名前は”Ninja”です(笑)。1匹は日本の名前で考えていて、私が適当に「“忍者”は?」と言っていたら本当に決まってしまいました。でもみんな気に入ってくれているみたいなので良かったです。 もう会えなくなってしまうのは悲しいですが帰る前にたくさん写真を撮って後で見返せるようにしておきたいと思います。 

正直辛いことと楽しいことの割合で比べたら辛いことの方が確実に多い高校交換留学生活です。 始めの頃は何も分からず、友達もいなく、授業にもついていけず、突然授業中に涙が止まらなくなったりした日もありました。その時は隣の子が私がマーカーペンを忘れて泣いていると思ったのか予備に持っていたものをそっと渡してくれたりして、マーカーペンで泣いているわけではなかったけどそういうことでも人の暖かさに触れることができました。また、良いことは一つ一つが本当に大切な思い出で、量では少なくても、気持ちとしては嫌なことを消し去る強さがありました。 

Hinataのアメリカ高校留学・体験談10ヶ月目
この10ヶ月間で嫌という程自分の未熟な部分に気づかされ、日本では今までできていたのに、アメリカでは自由がきかない分、できない事に対して負の感情で溢れることもありました。しかし自分をしっかりと見つめ直すことができた10ヶ月でもありました。この留学で英語力は正直伸びたとは思えませんが、人として少しは成長できていたらいいなと思います。また高校交換留学を通して、見る世界が広がりました。もちろんアメリカという日本とは別の国に来たことや、他国の留学生と知り合い視野が広がりましたが、考え方の視野も広がったと思います。文化もバックグラウンドも違う人と過ごすことで時々「普通は〇〇なのに」「普通ならこうあるべき」と思ってしまいましたが、ふと考えるとそれは私にとっての『普通』であって、誰かにとっては『特殊』であるのだと気づかされました。当たり前が当たり前ではないことを再認識し、凝り固まっている考え方を一新させることができました。 

この10ヶ月の高校交換留学を留学前からサポートしてくれた両親、BIEEの方々、アメリカの留学団体FLAG、私を受け入れてくれたホストファミリー、ホストスクール、友達、また同志として一緒に10ヶ月アメリカで過ごしたみんな、今まで本当にありがとうございました!なにか一つが欠けても私の高校交換留学はままなりませんでした。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 

残りの数日、家に帰るまでが遠足ならぬ家に帰るまでが高校留学だと思い、大切に日々を過ごしたいと思います。 留学前、先輩方のレポートがとても為になり、そんな風に役立てるものが書けたらいいという気持ちで書かせてもらいましたが、内容がまとまらなくオチもなく読みづらい部分もあったと思います。でももし少しでもお役に立てていたら嬉しいです! 日々のことを書くことで自分の生活をより客観視することが出来たので、私としてもやらせていただき本当に感謝感謝です。最後まで読んでくださり本当にありがとうございました! 

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