特定非営利活動法人 文際交流協会 (BIEE)
トップページ カナダ高校留学高校留学・体験談高校留学Q&ABIEEについて
特定非営利活動法人 文際交流協会 (BIEE)
BIEEプログラム早期登録Early Bird奨学金
説明会
資料請求
メニュー

Ereaのサウスカロライナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 9ヶ月目|高校留学ブログ日記

TOPページ > 高校留学・体験談(日記) > Ereaのサウスカロライナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 9ヶ月目|高校留学ブログ日記

Ereaのサウスカロライナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 9ヶ月目

 

留学生活の終盤の心境

   こんにちは、Ereaです。気づけば帰国まで残りわずか1ヶ月となりました。帰国の準備やお別れ会、最近できた友達とのハングアウトなどが重なり、毎日が慌ただしく過ぎていきます。ただ、その分充実感もあり、「帰る頃には帰りたくなくなるよ」と言っていたBIEEの先輩の言葉を、今まさに実感している毎日です。


Navy Ball

Ereaのサウスカロライナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 9ヶ月目   ホームカミングはワシントン研修と重なって参加できなかったため、Navy Ballが私にとってアメリカで初めての公式なダンスパーティーでした。Georgetown High SchoolにはNROTCという海軍のプログラムがあり、その参加者とゲストが出席します。最初は存在すら知らなかったのですが、ダブルプレイスメントの留学生がある男の子と行くことになり、私もその友達に頼んで連れて行ってもらえることになりました。
   式典要素も含まれているため、最初は厳かな雰囲気の中で海軍の行進や儀式が行われ、その後に食事をし、ダンスが始まりました。
その後Promを2回経験しましたが、今振り返ってもこのNavy Ballが一番楽しかったと言えるほど、素敵な時間でした。

Waccamaw High School Prom

   Waccamawに居る友達に誘って貰い、Promには2回行くことが出来ました。WaccamawはGeorgetownの隣町にある、規模が大きく比較的裕福な地域の高校で、Promもかなり豪華でした。一つのレストランを貸し切って行われ、装飾はまるで映画のワンシーンのようでした。
他校のPromだったため、周囲は知らない人ばかりで少し気まずさもありましたが、ダンスフロアには迫力があり、ライトやスモークなどの演出も用意されていて印象的でした。
Promには「Before Prom」「Prom」「After Prom」という一連の流れがあり、Beforeではドレスやスーツの準備をしたり、友達と写真を撮ったり、軽食を楽しみます。Prom中はもちろんダンスですが、軽くご飯を食べたり、フォトブースで写真を撮る人も多く、それぞれ自由な楽しみ方をしていました。男子はダンスよりもご飯やふざけ合いを楽しんでいる人が多かったのが面白かったです。
After Promでは、誘ってくれた友達のビーチハウスに行き、彼の友達グループと夜まで過ごしました。夜中2時、ビーチでふざけ合う男の子たちを見ながら「この日を一生忘れないんだろうな」と思いました。
Ereaのサウスカロライナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 9ヶ月目 Ereaのサウスカロライナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 9ヶ月目 Ereaのサウスカロライナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 9ヶ月目


Georgetown High School Prom

Ereaのサウスカロライナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 9ヶ月目
   装飾はWaccamawの方が豪華でしたが、友達に囲まれていたことで楽しさは格別でした。ウクライナ人の双子、Navy Ballで知り合った男の子、ダブルプレイスメントの留学生、ヒスパニック系の女の子たち、そしてWaccamaw Promでできた友達と大人数でBefore Promを楽しみ、写真を撮り合いました。
Prom会場では食事の暇もなく、ほとんどずっとSlavaというウクライナ人の女の子と一緒に踊っていました。音楽は知らない曲ばかりでしたが、彼女と踊っているととにかく楽しく、3時間が一瞬で過ぎました。フォトブースでもたくさん写真を撮り、最高の思い出になりました。
After Promではボウリングに1時間行き、その後Waffle Houseという24時間営業のワッフル店で食事をし、最後はウクライナ人双子の家でBとスリープオーバーをしました。Slavaが撮った写真を現像したり、スピーカーで音楽をかけて踊ったり、まさに夢のような夜でした。

ノースカロライナ旅行

Ereaのサウスカロライナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 9ヶ月目   アメリカでは海に行くことが多かったのですが、山に行ったのはこの旅が初めてでした。忙しい日々の中で、ホストファミリーだけで過ごす4日間はとても特別で、絆がより深まったように感じました。雨の中、川で泳いだり、焚き火を一から起こしたりと、心に残る経験ばかりでした。ちょうどイースターの日に出発したので、山中にある教会に行きました。"Pretty Place"という名前の通り、とても美しく心が洗われるような場所でした。

サッカー

   サッカーシーズンが終わり、もうスポーツに参加する機会がないのかと思うと、交換留学の終わりがさらに現実味を帯びてきました。サッカーは私にとって一番向いていたスポーツだったと思います。JVチームに所属しながら、Varsityチームの試合にも助っ人として参加する機会が多くありました。今まで苦手だと思っていたスポーツが、こんなに楽しく感じられるなんて、自分でも驚きです。ヒスパニック系の友達と話すときもサッカーの話題は多く、彼らと距離が縮まる大きなきっかけにもなりました。

留学を通じた成長

   帰国が近づき、日本に戻ったあとの生活についても考えるようになってきました。アメリカで見つけた「やりたいこと」や「好きなもの」を忘れずに、日本でどう活かしていくか、悩みながらも前向きに取り組んでいきたいと思います。
英語の勉強において、もう苦労したくないのでこれからは語彙力を中心にさらに学習を進めるつもりです。

ホストファミリーとの関係

   ホストファミリーとの関係は、私がアメリカで得た一番の宝物だと思います。ダブルプレイスメントの留学生とは時に友達以上のような感覚があり、互いにsisterと呼び合うほど仲良くなれました。彼女がスペインからのダブルプレイスメントだったことで、アメリカだけでなくスペインやヨーロッパの文化についても知ることができたのは、非常に貴重な経験でした。
また、ホストマザーには感謝の気持ちでいっぱいです。最初は適応に時間がかかり、お互いに難しい時期もありましたが、彼女はいつも私のことを考えて支えてくれました。まさに「アメリカのお母さん」という言葉がぴったりの存在です。

留学の総括と感謝の気持ち

   この一年は決して簡単なものではありませんでした。泣き続けた日もあり、日本行きのフライトを今すぐ予約しようかと思った日もありました。英語は通じないし、通じても共通点がない。友達とも車がないと遊べない。洗濯も難しいし、日本食も恋しい。何より、マイノリティとして生きることの辛さも経験しました。
それでも、この一年の思い出や経験、そしてたくさんの笑顔は、想像をはるかに超えるほど大切でかけがえのないものになりました。もし一年前に戻れるとしても、やはり私はまたこの町を選び、同じホストファミリーと過ごしたいと思います。

 

Ereaのアメリカ高校・留学・体験談・一覧へ戻る

「高校留学 資料請求」詳しくはこちら   「高校留学 説明会」詳しくはこちら
ページトップ
Copyrightc 2018. NPO BIEE All Rights Reserved.