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Asakoのインディアナ州-アメリカへの高校生-留学-体験談6ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Asakoのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 6ヶ月目

 

   2017年も終わり、2018年になりました。こちらは雪が積もり、毎日とても寒いです。


11月はあっという間に過ぎて行きました。サンクスギビングの週は3日間学校が休みになり、親戚で集まって食事をしたり、ブラックフライデーという大きなセールに木曜日の夜中に友達のSierraとモールに行って、そのまま彼女の家に泊まったりしました。朝まで起きていようと二人で話してましたが、見事に二人とも爆睡してしまいました。

Asakoのアメリカ高校留学・体験談 6ヶ月目

練習後に必死なふりをして車の雪をどかしています。
最初は雪を見て、興奮してましたが
最近は早く溶けて欲しいと思うばかりです。

12月に入ると、どこに行ってもクリムマスムードで溢れかえり、学校でもラジオでもクリスマスソングが流れていました。クリスマスライトはとても綺麗で、中にはラジオ局と繋がっており、ラジオに合わせてライトが点滅している家もありました。家の中も、クリスマスツリーを飾り、プレゼントをツリーの下に置き、クリスマスムービーを見たりして、日本では味わうことのないワクワクした数週間を過ごしました。私も家族や友達にプレゼントを準備して、渡しました。家族からのプレゼントはもちろんとても嬉しかったのですが、私が最も嬉しかったプレゼントは、友達のSierraとSophiaから一緒に遊んだ時やホームカミングの写真でした。彼女たちはいつも、私のことを支えてくれる最高の友達で、本当に感謝しています。


Asakoのアメリカ高校留学・体験談 6ヶ月目

Meetで優勝したとき

前回のレポートでスイミングのチームに入ったと報告しました。シーズンの半分が終了し、大変ながらも頑張っています。自分でも毎朝起きられていることが不思議でしたが、もう体内時計が毎朝5時に鳴るので日曜日もその時間に目が覚めます。チームメイトは良い人しかいないです。毎朝ピックアップしてくれたり、私の発音練習に永遠に付き合ってくれたり、何よりみんなで練習できるとこに感謝しています。私は、中高と部活に入っていなかったので、部活の大変さや楽しさを経験することができたと同時に、チームメイトと普通の友達とはなんとなく違う、信頼関係や繋がりを築くことができたことがとても嬉しいです。土曜日は大概、MEETと呼ばれる練習試合があります。私は毎回、緊張で心臓がバクバクですが、みんな引くぐらい応援してくれるので頑張れます。また、チームでのディナーやクリスマスパーティーでは、誰からのプレゼントなのかわからない Secret Santa や家にあるものをラッピングしてランダムに交換する White Elephant などのプレゼント交換もしてとても楽しかったです。White Elephant では、私は割とまともな、ドーナツとチキンラーメンが当たりましたが、中にはレンガをもらってる人もいて、さすがだなと思いました。

Asakoのアメリカ高校留学・体験談 6ヶ月目

クリスマス会でマシュマロとホットチョコレートで早食い競争をしてる様子

Asakoのアメリカ高校留学・体験談 6ヶ月目

集合写真

 

さて、この2ヶ月、水泳よりも何より大変だったのは勉強です。覚悟はしてましたが、チームに入ったぶん勉強時間は減り、家に帰ってディナーを食べた後は勉強してそのまま寝落ちする日々が最初の数週間は続きました。授業中もつい気を抜いてあくびをしてしまうことも増え、このままではダメだと思い、勉強は夜の10時までと決めてきちんと睡眠をとるようにしました。そんな時、助けてくれるのは家族で、EnglishのQuizがどうも点数が取れずに悩んでいたら、何も言ってないにも関わらずそれに気がついて「困っているなら先生に相談してみたら」と言ってくれました。その次の日に、放課後に相談しようと思いながら学校に行きましたが、ちょうど返却された英語の課題が過去最悪な点数で英語の授業とそのあとのStudy Hall の時間は何も手につかず、先生に相談するのも怖くなってしまいました。しかし、それは金曜日の出来事だったので、このまま悩んだまま週末を過ごすのは嫌だと思い、先生に相談すると同時に課題の再提出をお願いしました。たまたま良い先生で快く了承してくれたため良かったですが、何事も自分から質問したり尋ねることがどんなに大切かを改めて知りました。Finalという期末試験が近くなると、課題はさらに多くなり、疲れすぎてなぜか夜中の零時に目覚ましをセットし、私は起きず、ホストファザーが止めてくれる日もありましたが、なんとか無事に終えました。


スイミングのシーズンは2月に終了します。私が今、悩んでいるのはその後の生活です。まず、2月からはunified track & field のチームに入ることは決めました。unified track & field というのは、ただの陸上ではなく、special needs kids と一緒に走る競技で、絶対に良い経験になると思い、参加を決めました。悩みの種は水泳です。チームのシーズンが終わっても、クラブのシーズンがあります。三分の一くらいのチームメイトは他のスポーツチームに入ったり、バイトを始めると言っていますが、私はまだ決められません。unified track & fieldの練習は週3回だけなので、クラブにも入ることができますし、一緒に水泳もやってい て、unified track & field のチームに入る友達は両方やると言っています。私も毎日、一緒に泳いでいるチームメイトと泳ぎ続けたい気持ちはあります。しかし、実際のところ、シーズンを半分終えて、スイミングが学業面において与える影響はゼロではなかったこともわかっています。勉強する時間だけでなく、家族との時間も減ってしまっています。クラブでは朝練はなくなるものの、毎日6時までの練習の日々で、疲れきって、宿題をしながら寝落ちする生活は目に見えています。さらに、クラブにはいれば6月まで活動があり、そうなると帰国寸前まで水泳づけになります。『私は水泳だけをするためにここに来たわけではない。他にもやるべきことがあるのではないか。』そんな思いもありますが、ここまで頑張って来たチームメイトと離れたくはないし、最後まで彼らと一緒に泳いで、帰国を迎えたい気持ちもあります。もう少し考えて相談して、一番良い選択をしようと思います。


つい先日、ある他の留学生から「レポート読んでると、すごい充実してて楽しそうだね。私も友達はできたけど、ベストフレンドと呼べる人がいるのかわからない。」と英語でメッセージが来ました。確かに、充実した日々を送ることができていますし、友達にも恵まれています。でも、それは私の努力なのか言えば、違います。100%、「運」だと思います。Englishの授業で、”Into the wild" という実話に基づいた本を読みました。主人公はお金も持たずに新しい世界を見るために一人でアラスカまで行き、そのまま家族の元に帰ることもなく、アラスカに到着してしばらくして不幸にも亡くなってしまいます。一方で、この本の著者もアラスカに無謀にも挑戦し、生還しました。彼は、主人公が亡くなって自分が生き残った理由は、どの程度準備してたのかとかお金を持っていたとかではなく、「運」だと言っていました。これを読んだときに、ふと私がこの学校に来たのも、ホストファミリーが私を受け入れてくれたことも、1限のクラスでSierraやSophiaと友達になれたことも全て運なのだと思いました。それからは、その運をしっかりと受け止めたうえで、それらに対する気持ちをどれだけ伝えられたり、行動に移せるかどうかが自分の努力にかかっているのだと思うようになりました。私は、たとえ運が悪く、納得できないことがあっても、その後の行動次第でそれは運が良かったと言えるものになると思いますし、何か嫌な経験をしたり、辛いことがあってもそれは運だから仕方がないと思って、自分を責めて必要以上に落ち込まないことも大切にしています。同時に、私は嬉しいことや良いことがあっても、それは運が良かっただけと思って、浮かれず、感謝と先をしっかり見つめることを心がけるようにし始めました。なんとなくですが、こちらに来てやっと、自分の人生観のようなものを持てたような気がします。


2018年に入り、帰国という二文字を思い浮かべることも増えて来ました。帰国はしたくないですが、最初の数ヶ月間の「こんなにも何もできていないまま帰国はできない」と悩んでいた頃の気持ちとは違い、「充実してるから帰国はしたくない」という気持ちに切り替わったことは良かったと思います。今年の目標は、「人に頼りすぎない」ということです。ちなみにホストファザーと私二人の目標は、「Be the nicest person in the house, NO DUMB DUMB」です。すでにホストファザーは Dumb Dumb と言ってきますが、私はひた すら「2018年だよ!」と返答する日々です。


それでは、今年もよろしくお願いします。


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