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Aquaのテキサス州-アメリカへの高校生-留学-体験談5ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Aquaのテキサス州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 5ヶ月目

 

   体験談を読んでいる皆さん、こんにちは。アメリカのテキサス州に留学中のAquaです。今回は第3回目、11月〜12月に体験した、思ったことについて伝えていきたいと思います。   

まず初めに前回の最後に書いたミュージカルについて伝えていきます。
アメリカでは70年代から80年代にかけて放送され、大人気を誇っていた「Happy Days」というテレビ番組がモデルとなっていて、舞台は50年代のウィスコンシン州の高校生、Richie CunninghamやFonzieたちの青春コメディドラマのミュージカル版でした。僕はArnoldというその町にあるお店のオーナー役をやらせていただきました。僕は12シーン中、8シーンに登場する誰から見ても大事な役目だったので、正直この役をもらった時は不安でしかなかったです。そんな僕だったのですが、週4回の放課後の練習やホストファミリーとの発音練習などを通して、自然と台詞も覚え、準備万全で本番を迎えました。
Aquaのアメリカ高校留学・体験談 5ヶ月目
Aquaのアメリカ高校留学・体験談 5ヶ月目
Aquaのアメリカ高校留学・体験談 5ヶ月目
公演は全部で6回あり、全公演ほぼ満席の状態で迎えることができました。本番直前はキャスト全員で楽屋に集まり、手をつないで輪を作り、一人一人思いを伝えるという伝統があり、僕はこの時「本当に楽しくて幸せで恵まれている」と感じました。
全公演を終え、次の週になりまた普通の学校生活が始まりました。僕は虚しいというか、リハーサルの日々が懐かしいという思いでいっぱいでした。他のクラスは嫌いではないけど、どこか居心地が悪くて、でもシアターの中にいる自分はなにも隠さず、そのままでいれた気がして、心の奥底では普段の生活に戻るのに抵抗がありました。ただミュージカルを通して、そんな普段の生活にも変化がありました。それは廊下ですれ違うだけの今まで関わりのなかった人が、ミュージカルで共演して、またはミュージカルを見に来てくれていて、声をかけてくれるようになったことです。留学生にとって、友達の存在はとても大きいものだと思っていて、僕は改めて「新しいことに挑戦、参加すること」の大切さを感じました。

Aquaのアメリカ高校留学・体験談 5ヶ月目
次にThanksgivingについて書いていきます。Thanksgivingは簡単に言うと親戚同士で集まって、ターキーにマッシュポテトに様々な食事を共に食べる年に一度のイベントです。僕のホストファミリーはうちに親戚7人を招待し、計10人で一緒に楽しい時間を過ごしました。
Thanksgivingが終わると一気に町はクリスマスムードになります。僕のホストファザーはクリスマスが大好きということで、家から車の中まで一日中クリスマスソングが流れていました。クリスマスの飾りつけでは、庭の木などをライトアップさせ、ツリーをオーナメントとライトで飾って、かれこれ完成までに丸三日はかかりました。 そんなことをしているとあっという間にクリスマスイヴになっていました。僕は日本にいた時から、クリスチャンとして育ったので、「クリスマスイヴの夜は教会に行く」ということが当たり前で、それほど異文化として感じなかったです。
Aquaのアメリカ高校留学・体験談 5ヶ月目
少し専門的な話になりますが、僕は日本にいた時は日本聖公会(アングリカン)の学校、教会に行っていました。アングリカンの礼拝方式は複雑でプロテスタントなのに、カトリック方式を用い、僕は主教、司祭がいて、トーチや十字架を聖歌と共に運ぶなど、そういったことが起きるのが教会だと思っていました。ただアメリカに来て僕が行っている教会はバブテストで、僕からすると非常に自由に感じました。礼拝は聖歌ではなく、Music Pastorという音楽担当の人がクリスチャンソング(ワーシップソング)に分類されるジャンル様々の曲を生演奏し、説教はTeaching Pastorがいてと、最初はボランティアでやっているのかなと思いました。しかし個々の信仰が強く、全員が神とのRelationshipをものすごく大切にしていると感じました。 話を少し戻しますが、その教会での説教にて僕は正直涙を流しました。
Aquaのアメリカ高校留学・体験談 5ヶ月目
その理由は宗教的、個人的なので控えますが、話は「What do you do on Christmas day?」から始まりました。多くの人がプレゼントをあげる、または開けると答え、人々はもらったギフトにより幸せになると言っていて、それに続いてじゃあなぜ人々は幸せになるのかと説教者は問いかけ、もらったもの自体が自分の欲しいものだったからかもしれないが、その一方でギフトを貰うことによりその人からの愛を感じるからだと説教者は言っていました。
そしてクリスマスの朝、僕はホストファミリーの伝統を守り、朝ごはんをみんなでつくって食べて、ツリーの下のプレゼントを開けました。具体的な数はわかりませんが、想像以上の数のプレセントをもらい、とても幸せな気分になりました。そんな時ふと教会での話を思い出し、改めてホストファミリーへの感謝を感じ、ありがとうと伝えることができました。
Aquaのアメリカ高校留学・体験談 5ヶ月目

僕は日本を離れてアメリカに来てから、必ずやっていることがあります。それは何か大切なことを感じた時、その感情を言葉にする、ノートにつけるということです。どこで誰から聞いたのか、または自分で思ったのかはわかりませんが、「感情はその一瞬でしか感じることができず、その後全く同じ感情になるということはない」という考えがいつも僕の中にありました。例えば、留学初日、初めてこれから約1年過ごすホストファミリーと会う、そんな時の気持ちはどんなだったか。今ははっきりとは覚えていません。その日の自分はどんなことを感じているかを言葉にするのは大事なことだし、留学が終わってみて読み返してみたら自分の成長を感じられるかなぁ、また面白く感じるのではないかなと思い、始めて見ました。最初の頃はホームシックのことや理想との違いなどをその日思ったままの言葉で書いていて、でも気づけばうれしかったこととかあんなことやって楽しかったことなども増えてきました。

留学生活、あっという間に半分が過ぎ、そろそろ折り返し地点ですが悔いのないよう気持ちを引き締めて頑張りたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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