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高校交換留学プログラム レポーター奨学生決定!【2026年09月29日号】

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高校交換留学プログラム レポーター奨学生決定!【2026年09月29日号】

   BIEE高校生交換留学プログラムに参加している留学生たちのアメリカ生活も1ヶ月が過ぎました。出発前に思い描いていた留学生活とは異なる異文化での生活…ホームシックになったり、カルチャーショックを感じたりとちょっぴりネガティブな気持ちになる時期かもしれません。レポーター奨学生に選ばれた参加者の日本にいた時に考えていた「夢」を読み、今留学先で頑張っている皆さんも、もう一度自分の夢を思い出してください!

「行動力の源」…Shunto

   私の周りには、夢がない人や将来やりたいことが何も無くて悩んでいる人が多いと思う。しかしながら、私は逆で、やりたいことが多すぎるという悩みがある。小学生の頃は漫画を仕事にしたいと思っていた。想像したものを絵にして物語にする仕事に強い憧れがあった。だが、中学生になってインテリアや建築に興味を持つようになった。自分が過ごす空間をデザインする仕事は人の気持ちにも影響するのが魅力的だった。さらに、言語に対する興味も持った。中学で本格的に英語を習い始め、言語を学ぶことで、その背景にある文化を知り、それまでとは全く違う視点で世界を眺めることができた。その楽しさを知ってから、言語学習は私にとって欠かせないものになった。中学二年生の時には、友人に誘われて深く考えずに学級委員を引き受けた。そこで見えた景色もまた、新鮮なものだった。これまでは「教わる側」でしかなかったが、委員としてクラスをまとめたり、先生の考えに触れたりする中で、誰かに何かを教える素晴らしさや、人の成長に関わる楽しさに気づいたのである。
このように、私は様々なことに興味を持ってきた。何かに対して興味を持つことは、世界を飽きることなく解釈し、愛し続けることに繋がる。
今の世の中は、どうしても「正解」や「効率」ばかりが求められる。
「それをやって何の意味があるのか」とか「将来の役に立つのか」といった言葉が飛び交い、役に立たないと判断されたことは簡単に切り捨てられてしまう。しかし、私はそうは思わない。役に立つか立たないかに関係なく、「知りたい」と思ったことを追求することこそ、人間として一番美しい生き方である。
ところで、初めに私の複数の夢を書いたが、夢は「医者」や「先生」ではなく、「人を助ける」や「子供に教える」というように、名詞ではなく動詞で考える方が良いと思う。なぜなら、「子供に教える」ということが本質的な夢であれば、たとえ学校の先生という職業に就かなかったとしても、塾の講師やボランティア、あるいは将来自分の子供を育てる時など、いろいろな形でその夢を叶え続けることができる。夢を達成すべき「ゴール」にするのではなく、人生の進むべき「方向性」として捉える。そうすることで、どんな状況に置かれても柔軟に、自分らしく生きていけるはずだ。
このように考えると、私はもっと日常的なことも「夢」と呼んでいいと考えている。
「北海道に旅行に行きたい」とか
「駅前に新しくできたラーメン屋に行ってみたい」、
「一度でいいから髪を派手な色に染めてみたい」。
こうした、他人から見れば些細な願いも、立派な夢の一つだ。これらはよく「単なる願望だ」と片付けられがちだが、夢と願望の違いにスケールは関係無い。願望とは、ただ「そうなったらいいな」と受け身で願っているだけの状態を指す。対して夢とは、自分の知的好奇心から発生した「人間の行動力の源」だ。
つまり、スケールが小さくても、行動に結びついていればそれは夢である。
逆に、スケールが大きくても、行動に結びついていなければそれは願望に過ぎない。
一つの職業という枠に縛られるのではなく、いくつかの「動詞」を持って生きていくこと。
世の中が決めた「効率」という物差しに惑わされず、自分の心が動く方向へと進んでいくこと。
そうやって世界を自分なりに解釈し、愛し続けることが、私にとっての美学だと言える。
私はこれからも、この溢れんばかりの好奇心を大切に行動していきたい。

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