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2018年秋合同保護者会@神戸終了…【2018年10月17日号】

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2018年秋合同保護者会@神戸終了…【2018年10月17日号】


    10月14日(日)こうべ市民福祉交流センターにて合同保護者会を開催しました。この合同保護者会は、文際交流協会が年2回、東京ならびに関西(神戸)に於いて、現在当協会プログラムでお子様が留学中の保護者ならびに近い将来お子様を高校交換留学生として海外に送り出す予定、またはまだ迷っているなど、高校交換留学にご関心のある方々を対象に実施しています。久しぶりに台風の影響がない秋晴れの日曜日にもかかわらず、関西にお住いのたくさんの保護者の方にご参加いただきました。
2018年秋合同保護者会@神戸終了…【2018年10月17日号】
2018年秋合同保護者会@神戸終了…【2018年10月17日号】
2018年秋合同保護者会@神戸終了…【2018年10月17日号】

2018年秋合同保護者会@神戸終了…【2018年10月17日号】
現在オセアニアに留学中で、あと1ヶ月半後に帰国予定のお子様の保護者の方からは、帰国後の適応について少々不安はあるものの、ちょっぴり「余裕」すらを感じることができました。そして9ヶ月間、日本でお子様を見守っていた時間が「あっという間だった」というコメントは、心の中が心配・不安・危惧…で一杯の夏出発組の保護者の方に元気を与えてくださったのではないでしょうか。

今回の合同保護者会@神戸には、SA4名にも参加していただきました。日本で子供の帰りを待つ保護者の方々の話を聞きながら、元留学生たちには「留学中、自分の家族がこんなに心配してくれていたんだ」と再認識する機会となったようです。また、彼らの語ってくれた留学中の子供の立場としての気持ちは、これからの留学生活を見守る保護者の方々の参考になったことを願っています。

10月21日(日)には、合同保護者会@東京を実施予定です。3時間という限られた時間ではありますが、たくさんのお話を聞き、できるだけ役立つアドバイスを私たちスタッフとSAたちから提供できるようにしたいと思っています!
2018年秋合同保護者会@神戸終了…【2018年10月17日号】


☆彡アメリカ、オランダで頑張る留学生からの「留学レポートT」より(そのA)…

   欧米では、choresと呼ばれる家事分担は家族の一員として当然のことと考えられており、子供たちも小さい頃から各家庭でのchoresルールに従って積極的に家事に参加しています。一方、日本から留学する高校生の多くは、「勉強が第1優先」ということで、定期試験1,2週間前はテスト勉強に集中するなど、家の手伝いより成績をアップさせることに力を注ぐケースが多いようです。そのような違いから、日本でお手伝いをすることに慣れていない留学生の中には、ホストファミリーから家族に一員としてのchoresを与えられたことに対し、「私はメイドじゃない!」とか「ホストファミリーに奴隷扱いされている!」と爆発してしまった例もありました…幸い、現在アメリカ、オランダで頑張る留学生たちは、それぞれの家庭のルールにあわせchoresもきちんとこなしているようです!また、レポートを読んでいて興味深かったのは「分担している家事の内容」が「自分のことは自分でやること」という回答が多かったことでした。

今回ご紹介する2つ目の回答は「母国語でのコミュニケーションについて」の質問に対するものです。近年、スマートフォン等の普及に伴い、日本と留学先国の距離が縮まり、いつでもどこでもつながっていることができる状況になっています。留学生たちも、望むのであれば無料電話やSNSで日本語でのコミュニケーションし放題。様々なコミュニケーション・ツールの利便性の高さも数年前には考えられなかったことです。文際交流協会では、「現地の生活に適応するためには日本や日本語から遠ざかった方がいいですよ」というアドバイスはしているものの、これらツールの使用を禁止することはせず、他に迷惑をかけないことを条件に、あとは「自己責任」としています。そのような状況下、留学生としての自覚をもって頑張っている子たちが多いことにちょっぴりホッとしています。

Q.ホストファミリー宅で分担している家事の内容は?
    • キッチンまわり全般。
    • 食器洗い。
    • 洗濯。
    • 日交代で、片付け、掃除など(ホストシスターと一緒に)。
    • 週1回、2階の掃除機をかけること。
    • 週末の大掃除。
    • 洗面場掃除。
    • 犬の散歩。
    • 飼っている犬のごはんの用意(ホストシスターと一緒に)。
    • リサイクルのごみの片づけ(ホストシスターと一緒に)。
    • 土日の夕食づくり(できるだけ)。
    • 皿洗いはできるだけ(ほとんど)やるようにしている。
    • ゴミ捨て、洗い物、トイレ掃除(曜日によってHost brotherと分担している)。
    • 特に決まってなく、「やりましょうか?」と聞いても「大丈夫。気にしなくていいよ」と言われてしまったので、ホストペアレンツがご飯を作っていたらテーブルセッティング、掃除をしていたら手伝うようにしている。
    • 特に分担は決まっていないが、シンクにお皿があったら洗って食洗機に入れたり、誰かが料理をしていたら手伝っている。あと、冷蔵庫には水をろ過できるタンクが入っているから水が少なくなったら足している。植物の水やりや床の掃除もしたりする。
    • 自分のことは自分でやるという感じなので、分担していることはあまりない。

☆自分自身のことでやっていること
    • 洗濯や自分の部屋の掃除など、自分のこと全部。
    • 自分の洗濯と使った食器を食洗機に入れることはしています。
    • 部屋をきれいに保つこと。
    • 起きた後、ベッドメイキングをすること。
    • 自分のことは自分でやるのが基本だから、自分の洗濯や、部屋の掃除などはやっている。
    • 朝食、昼食は自分で作っている。
    • 食器は自分で軽く水洗いしている。
    • 洗濯は自分の好きなタイミングでやっている。

Q.母国語でのコミュニケーションについてあなたの率直な考えを聞かせてください。
    • 日本語でやりとりするのはダメだし、無駄だと思う。
    • せっかく留学している意味がない。
    • もちろんダメ。けれど、どうしても英語で伝えたいことが伝わらなくなってしまった時の最終手段。
    • 英語や文化を学びに来ているのに日本語ばかり話すのは、留学生としてふさわしくないと思います。
    • 自分からは母国語では送っていないが、毎日のように日本人の友人からDMやSnapchatがきて、送るなら英語って言ったのに日本語できたり、無視しても来るのでしつこい人はブロックした。どうしても英語で理解してくれない時は日本語を使ってしまうが、自分から英語を使うようにはしている。
    • 楽だけど日本語を使う時に罪悪感を覚える。
    • あまり日本人の友人とは話したくない。
    • 今までせっかく英語で考えていた頭の中が日本語を使った瞬間日本語に切り替わってしまう。
    • 使うと意味がないので、途中からキーボードを使えないようにしました。また、こっちで新しいスマホを買い、Japaneseがないやつを買いました。
    • 家族とは宅配のことで連絡が必要で日本語を使うのが早いので使ってしまうけれど、事務連絡以外は必要ないので日本語は最低限にしたいです。
    • 良くないと分かっていてもどうしても分からないことは日本語でやり取りせざるを得ない。
    • 相手から日本語で来ると日本語で返してしまうがもっと日本語と縁を切りたいと思う。
    • 自分は日本人の留学生とコミュニケーションとりすぎだと思うので控える(最初は日本語が多かったが今は英語を使っている)。

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