「真のカタリストになろう」
林 雄二郎(「箱根会議」代表/(社)日本フィランソロピー協会会長/日本未来学会会長)
「未来を拓くためのカタリストの役割を自覚し、その使命を果たしたい」と謳って第二次「箱根会議」が開かれました。私はこのテーマに心から賛同する一人ですが、この場合に大切なのは、自らも変わってゆくのだということを忘れないことです。戦前から戦中を90年近く生きてきた私の心の中に今も生き続けている思いは、嘗ての日本が自分だけは変わらずに、周囲の国の人々だけを変えようとしてきたことが、いかに大きな禍根を残したかということです。その過ちを今でも気づいていない人がたくさんいます。「箱根会議」に集まる人たちに望みます。私たちは自分自らも含めてカタリストとしての使命を果たしてゆこうではありませんか。


