2017年02月17日号|「7」のつく日のBIEE通信|交換留学・団体・ホストファミリー

「7」のつく日のBIEE通信【2017年02月17日号】


2017年夏出発アメリカ派遣生
オリエンテーションまでの課題が発表・配布されました!

   高校生交換留学プログラムを実施する団体は、派遣・受入プログラム参加者に対し、出発前ならびに到着後、オリエンテーションを実施することが義務付けられています。留学中にどれだけの成果を得て帰国できるかは、事前の語学学習のみならず、留学に対してぶれない目的意識を持っているか、留学に向けての心構えができているか等、出発前の準備が大きく影響すると言っても過言ではありません。
BIEE・文際交流協会では、夏出発生を対象に、毎年5月のゴールデンウィーク中に3泊4日の派遣オリエンテーションを実施しています。このオリエンテーションに向け、参加者にはいろいろな課題が出されています。課題の中の一つがオリエンテーション時に全員に発表していただく日本語スピーチの準備です。テーマは「誰のための何のための交換留学か?―無償ボランティアで留学生をお世話するホストファミリー、授業料免除で受け入れてくれる学校や先生方に留学生を受け入れることでどのようなメリットがあるのでしょうか?『素晴らしい交換留学生だった!』とホストファミリーや受入高校、コーディネーターから称賛される留学生になるためにできることは何ですか?」

高校交換留学の参加を決意した時、プログラムの目的は理解しているつもりでも、時間の経過と共についつい「留学」=「自分自身の将来のため」という考えになりがちです。オリエンテーション時に今一度、自分の参加するプログラムについて考えてほしい、そして有意義な1学年間を過ごしてほしいという趣旨で出している課題です。

先月、オセアニアに向けて出発した留学生たちがオリエンテーション時に発表したスピーチをご紹介しましょう。あの時の決意、忘れずに頑張っていることを祈っています!

感謝し心に留めて沢山経験し学んで悔いのない留学を送りたいと思います。 (T.Y.さん)皆さんは今まで、留学の目的、なぜホストファミリー、ホストスクールは無償で受け入れてくれるのかなど考えたことがありますか?私は考えたことはありますがそんなに深くまで考えたことはありませんでした。この課題を取り組んでいくにあたり改めて深く考えさせられました。
まず、なぜ私は留学をしたいと思うようになったのでしょうか。それは、テレビで発展途上国では食糧難で苦しむ人たちが沢山いるというのを知りすごく衝撃を受けました。そしてその時私にこの人たちを助けてあげたいという気持ちが芽生えました。発展途上国は海外で様々なことを理解しないといけません。しかし日本では国際理解をあまり深められずどうしたらと考えました。そして留学をしたら理解できるんじゃないかという考えが浮かびました。これが留学をしたいと思ったきっかけになりました。
そして私の高校交換留学プロジェクトの目的、それは普通の高校生活をし、その国の社会、文化などに直接触れお互いの国のことを教えあったりしてたくさんの出会いを通して国際理解を深めることです。また、日本と海外の考え方の違い等を学んだりしてその学びを将来に繋げていくことです。
交換留学は沢山の人たちにお世話になります。例えば、無償で受け入れてくれるホストファミリー、学校です。なぜ彼らは負担がかかるのに無償で受け入れてくれるのでしょうか?彼らは私たちがホームステイ先の家族の一員になることにより、これまでとは異なる価値観も受け入れる人に成長すること、そして、その地域の国際交流に貢献する存在となることを期待しているのではないでしょうか。またホームステイ先だけじゃなく、その地域の學校、その地域全体で積極的に貢献してくれると私たちは期待されているからだと考えます。

しかし、受け入れると負担ももちろんかかってしまいます。例えば、経済的負担や、トラブルが起きたらホストファミリー、学校に迷惑がかかってしまいます。私たちを支えてくれるホストファミリー、学校、コーディネーターさんから絶賛される留学生は、与えられた環境で積極的にその国についての様々なことをたくさん学んで国際交流、国際理解を深めようとする人だと思います。そんな留学生になるためには、たくさんの人と話してもっともっと様々なことを学びたいという姿勢をもつことが大切だと思います。最後に私はこの留学経験を将来の目標に活かせればと考えています。例えば考え方が違ったりしても困惑せずに留学で得た経験を活かしてこういう時はこんな風にすれば良いという風にできればと思います。また帰国後、沢山の人たちに私の経験を話して少しでも国際理解を深めていってほしいです。
留学という経験は世界から見てしたくてもできない子ばかりです。そんな中で私は留学ができます。それができるのは家族、先生などの沢山の支えがあるからこそです。またホストファミリー、學校は負担がかかるのに受け入れてくれます。これらのことを、感謝し心に留めて沢山経験し学んで悔いのない留学を送りたいと思います。


私は高校交換留学プログラムの目的について考えました。(R.I.さん)私は高校交換留学プログラムの目的について考えました。初めて文際での説明会で、交換留学はどのようなものかを尋ねられた時私はまだ理解が浅く、ただ人の交換だと思っていました。私が留学したら、今度は逆にホストを受け入れるというだけだと思っていました。しかし、そこで初めて交換というのは人との交流、文化の交流だということを知りました。交換留学は、国の代表として選ばれた人が親から離れ、自分自身と向き合う。そして他人と交流し文化を伝える。それが目的だと考えました。

留学生を受け入れるホストファミリーはボランティアとして無償でお世話をしてくれます。ホストファミリーからしてみれば、1人子供が増えて食事をはじめ、すべてのことに関して1人分増える。そして数を増せばいいだけでなく、送迎なども場合によってはやらなければいけないかもしれません。それでも留学生を快く受け入れてくださるホストファミリーの気持ちを考えると、留学生を我が子が成長していく姿を見るように感じそれが嬉しいのだと思います。

また同じようにホストスクールも授業料免除で受け入れてくださります。日本という異文化の世界から来た留学生に、日本について教えて欲しいと思っている積極的な生徒の学習になる。そしてもちろん留学生にもオーストラリアについて知ってもらい、日本の人に広めて欲しい、2カ国を結ぶ架け橋になって欲しい。留学生にも現地の生徒にも少し異なる経験をしてもらいたいと思っていると思います。

そんな思いで受け入れてくださるホストファミリー、ホストスクール、そして私に関わる方全員のために私ができることは色々あります。まず第一に私が心がけたいのは、感謝を言葉で伝えること。Thank you は欠かせない言葉だと思います。関わるすべての方のおかげで留学ができます。感謝を言葉で伝えることを忘れないようにします。そして、我が子のように周りで見守ってくださる方のためにも、そして自分のためにも、必ず成長してきたいと思います。その他にも、ホストファミリーの一員として手伝いを欠かさず、現地の人に適確な日本文化を伝えられるよう、しっかりと勉強していきたいと思います。

私たち中高生は、新しい時代を担っていく重要な役割があり、留学にいく私たちたちだからこそできることがあると思います。私は将来、世界で活躍できる獣医になりたいと思っています。将来、こうして留学でお世話になるオーストラリアで獣医として動物や人に貢献できればなと思っています。もちろんオーストラリアだけでなく、チャレンジ精神を生かし、国際的に活躍したいと思っています。

私は参加者として、この留学に関わるすべての人に感謝を言葉で伝えることを忘れず、自分なりの目標として動物について研究してみたいので、それも達成したいと思います。また、何より自分が国の代表という意識を忘れず日本の文化を伝え、自分の意見を持ち、積極的に行動をしたいと思います。そして、悩んだりした時まずは自分と向き合い、自分のことは自分ですることを忘れずに、一回り成長して帰ってきたいと思います。



2016年夏出発アメリカ派遣生
折り返し地点を無事通過、留学レポートUが届いています。

昨年7月に出発したアメリカ派遣生からの2回目のレポートが届き始めました。折り返し地点を過ぎた頃から突然スピードを上げ始めたと感じる時間の経過に戸惑いながら、残りの留学生活をどのように充実させていくかを模索している留学生たち…ある留学生のレポートに書かれていたコメントが心に響きました。

私は高校交換留学プログラムの目的について考えました。(R.K.) ホストファミリーには感謝の気持ちしかありません。ホストブラザーが3人いて、自分がここに来る前は1人1部屋持っていたのですが、自分のために部屋を1つ空けてくれて、他の2人の兄弟がそんなに広くない部屋をルームシェアしてくれたり。ホストマザーは料理を作るのが苦手で、でも自分のために栄養ある料理を食べさせてあげたいために、週に1回健康的な材料(魚や野菜)をオンラインショップで調達してくれたり。全ての面で「自分のために」快適に過ごしてもらうためにサポートしてくれます。だから自分も、毎日感謝の気持ちを忘れず、「ホストファミリーのために」ホストファミリーのことを第1に考えて、自分のことは後回しにして考えるようになりました。自分のことで精一杯になるのではなく、他の人の気持ちを第1に考えることができるようになりました。

他から与えられていることに気づき、それらを素直に受け入れ感謝すること…大人でもなかなかできることではありません。こんな素敵な高校生と知り合えたこと、高校交換留学生として海外に派遣する機会を与えられたことに感謝の気持ちでいっぱいです。R君、ありがとう!

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